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野蛮人のテーブルマナー (講談社プラスアルファ文庫)

価格: ¥700
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社
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インテリジェンスとは? ★★★★☆
インテリジェンスとは、生情報に評価や分析を加え、国家の政策の遂行に活用すべく、
知的操作を加えた情報を指す。それは、基本的には国家の機能だが、その技法は企業や個人にも応用できる。

真の頭の良さはお勉強で身につけた偏差値的教育では無い。
もちろんそれが役に立たないわけでは無いが、
実践の場ではそれにひとひねりが必要なのだという著者の意見には賛成だ。

バクチを打つときにその人間の本性が現れる。。。というが
自分はバクチはしないからどう分析されるのだろう?
というのがひっかかった部分。

情報官として第一線で働いた人が種明かしする、
数々のテーブルマナーを紹介している。
(注:ナイフやフォークの使い方の解説本ではありません)
資源のない奴は知恵をだせ 月並みだが 強く、やさしく ★★★★☆
小人閑居して不善をなす。
まあまあというか、喰うに困らぬためか、
考えることが小さい自分に気づく。
全く危機感の欠如だ。
腹へった人たちがたくさんいて、
一所懸命考えて、何とかしたいと思うだろう。
石油の出ない国、資源のない国、日本。
いまのくらしは何なのか。
有り難がるだけじゃ、さびしいね。
だからといって保身に走るのは卑しい。
道はある。
P110聖書からのたとえ話はとてもおもしろい。


正論は多数派にはならない、ということ? ★★★★☆
 佐藤優氏の『キング』連載をまとめた一冊。
 中でも鈴木宗男氏、田中森一氏、筆坂秀世氏との四人の座談会は面白い。
 ビンタで若者に気合いを入れるアントニオ猪木氏との対談、現在の
リーダーシップの取れない政府や国家のユルさを見るにつけ、こういう
人たちの大切さを痛感する。
 しかし、そんな雑誌は売れなくて休刊しちゃうんだな、これが。
スパイにはなれないが・・・ ★★★☆☆
諜報活動の方法を分かりやすく書いた本。
これだけで,スパイになれるわけで無し。
インテリジェントな野蛮人のしたたかなテーブルマナー ★★★★★
面白い!
情報活動におけるデテイルが、読みやすく語られている。
インテリジェント・オフィサーは、小市民的倫理観のやや埒外にあるとともに、それゆえに徹底的に誠実でなければならないという逆説が、実に面白い。国家どうしが壮大な「騙し合い」を行っているからこそ、ミクロの関係においては信義誠実が大事なのだ。情報の世界の暗黙のルール=テーブルマナーはたいへん含蓄に富み、人間性というものについて考察を行うにあたり、多くの示唆を与えてくれる。
本書は2年前に刊行された本の文庫化であるが、今年の政権交代を受けての対談が追加されている。前著をお読みの方も一読の価値があると思われる。