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死因事典―人はどのように死んでいくのか (ブルーバックス)

価格: ¥1
カテゴリ: 新書
ブランド: 講談社
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おひまなら ★★☆☆☆
とにかく主に日本人の死にまつわる様々な事象をごてごてと集めた本.個々の事柄への突っ込みは浅薄で,系統的になにかが判る本ではありません.はっきりいって暇つぶし程度.わざわざ買って読むほどの本ではありません.
人の死因が網羅的に解説されている。いつかは誰もが直面する人の死を分かりやすく説明。 ★★★★☆
 本書は、題名どおり人のあらゆる死因を解説したものだ。3大死因(心臓病・脳卒中・がん)はもちろんのこと自殺、精神疾患、殺人、事故、感染症などの各点から、病名の由来、病気の原因・しくみ、死亡する確率・実数、その社会的背景、死に至るまでの病状の経過が記述されている。漠然とした解説にとどまらず、歴史的、今日的なエピソードもたくさん交えているので、単なる専門的な解説書というよりは、むしろ死を身近に捉え、向き合うための読み物と言える。
 読みながら「よくここまでまとめたものだ」と感心してしまった。また、随所にあまり知られていない法医学的観点からの説明もあり興味深い。著者が元新聞記者だけあって、巧みでメリハリのある文章に引きずり込まれてしまい、読む人を飽きさせない。

 ただ1つ残念に思うのは、3大死因のうち、心臓病と脳卒中の解説が物足りなかったことだ。多くの人がこの病で命を落とすことを考えると、もう少し掘り下げて、たとえば、どの年齢階級で多いのか。どの地域、どの職業で多いのか、といった観点での記述が足りなかったように思う。今の俺は、どれくらいの確率で心臓病や脳卒中で死ぬのだ」という疑問に対して、統計学的観点から答え切れていないのが残念だった。また、人口全体の平均値で述べている箇所が多いため、「平均値のマジック」に陥らないように数字の意味を注意深く考える必要がある。

 「事典」というので興味のある箇所だけを拾い読みするという方法もあろうが、文章自体は、一般向けに比較的平易に書かれているので、300ページ以上あるものの、通読は可能だろう。ひと通り読んでみて、人の死について向き合ってもらいたい。それが著者のねらいでもあろう。

医者ではない著者が膨大な取材をして書いた「死因」概論 ★★★★★
「死因事典」という書名からは、著者は医者、特に司法医であるように想像されるでしょうか。違います。彼女は文系学部出身のジャーナリストです。 そのため、逆に医者には書けないような多面的な見方から人の死因を記述したものになっています。また、専門的な知識に偏ることもない平易な記述になっています。

興味深いトピックスも盛りだくさん。「生」と「死」について考えてみるのに、とても良い材料になります。