このCDの４曲目のチック・コリアの「スペイン」は、
音楽教室でギターが、一番上手いかたが演奏しているので知っていました。
レビューを書くにあたり、このCDを最初から最後まで再度聴きましたが、
「スペイン」以外は、あまり、いい曲だと感じませんでした。

チック・コリアの「スペイン」の楽譜を見た事はありません。

音楽教室で、ギターが、一番上手いかたの発表会での、
チック・コリアの「スペイン」の演奏のDVDを見て、
この曲の、音と音の間に、すごく短い休符が、たくさん入っているのではと感じました。
DVDを見たあと、再び、CDを聴くと、他の曲にも、
みな、短い休符が入っているように聴こえます。
この短い休符のように感じるものが、
ドラムのようにリズムを作っていて、感動的に聴こえるようになりました。
ギター講師が、約１０枚のCDから、この１枚のCDを選んで薦めてくれた事がようやく分かりました。
ギターの勉強をしているかたに是非とも、お薦めいたします。

こんな、ごっついギタリストおるんや…
アルディメオラのスーパーギタートリオDVDに参加してたんは、
20才代か。それ見てたまげた。もう40才過ぎたかな。
ジャンゴより、ジャンゴらしいみたいな…。
とにかく早弾きもやけど、情感ゆたかで、うっとりしてまう。
問題は太り過ぎやで。100kgはあるやろ。
健康に気ぃ付けて、末永くワシを楽しましてほしい。

Bラグレーン&Sリュックの前合作アルバム「duet」は、選曲・曲順・テンション・コクの深さ…etc.完璧な調い具合で魅了してくれました。
それを基準に考えてしまうと、今作は普通のギター・デュオのサウンドに思えるようですが…いやいや…やはり素晴らしい出来ですよ。
しばらくの間、また耳から離れそうにありません♪