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教師のための失敗しない保護者対応の鉄則

価格: ¥1,995
カテゴリ: 単行本
ブランド: 学陽書房
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保護者対応のいろはから実践まで ★★★★★
本書は、保護者対応に際するいろはから、よく寄せられる悩みへの対応、
実践に至るまで、広く扱った本である。編著者の河村茂雄先生のほか、
6名の先生方も執筆した本である。

構成としては、先手をとって対応する、教師の情報開示による保護者と
の良好な人間関係構築、クレーム対応へは4段階で対応する等の、「保護
者対応の鉄則」がまず最初に書かれている。
その次の章以降では、教師を見下す保護者、子どもの非を認めない保護者、
感情的に苦情を言ってくる保護者、何かと前担任と比べる保護者、放任主義
の保護者といった、具体的でまたしばしば学校現場で見られる保護者への
対応策が書かれている。
最後には、いじめ、不登校、特別支援といった学校問題の中でも難しい
問題に当たった時の保護者への対応策が書かれている。

分担執筆というかたちにはなっているが、それぞれの先生方の考え方の方向
性は同じであり、経験と理論をバランスよく取り入れて書かれているので、
わかりやすい。

今日の保護者対応は難しくなってきた、ということはよく耳にすることである。
このことは、とりもなおさず、保護者の価値観や考え方が時代とともに変化
してきた、ということであろう。
「昔はよかった」とか「自分はこのやり方でずっとやってきた」と言って
ばかりでは問題は解決しないのかもしれない。現状を見据えて、柔軟に対応
していく姿勢が求められているのかもしれない。
そのためには、教師側も、本書のような本を読み、勉強する(勉強し続ける)
必要があるだろう。
その意味でも、保護者対応のいろはから実践例まで示した本書の意義は大きい。
危機管理の予習ができます ★★★★★
河村先生の研修会に出てからQ-Uやライフラインにお世話になっています。
それとは別にこの夏休み期間中にあらためて保護者対応について一から研修つもりで読んでみました。
自分の経験であったことを再確認できそれに対して違う対応の考え方を学びました。
それ以外でも想定内だが経験がない時の対応、想定外で自分なら対処できずパニクッテいたであろう事例などの
心構えと危機管理法が過不足なく丁寧に解説してありました。
読みやすく子どもたちに対しての考え方も襟を正された思いです。
小手先で表面上を取り繕うのではなく保護者とともに子どもたちの育成を見守る温かい気持ちを思い起こさせてくれるそんな一冊でもあります。
保護者の見方が180度変わりました ★★★★☆
夏休みの間中に保護者への対応について網羅したく購入しました。
きちんとした保護者への対応について考えたことがなかったため
その場その場の行き当たりで対応してきており
自分で対応できないときは周囲の先生方に助けを求めていました。
そんな調子だったので特にこういうときはこのようにするといった事例の知識が少なかったため
様々なタイプの保護者を具体的に挙げて対応法を列挙した出版物を見つけた時は肩の力が抜ける思いでした。
どれも足に地がついたしっかりした対応方法なので
その考え方の基本を習得できればこれからもどんな場合でも応用していけると思います。
苦手に感じていた保護者も見方が180度変わって見ることができるようになりました。
あらゆる状況で利用できる ★★★★★
実践例が数多く紹介されていて、
机上の理論だけではなく即現場に活かされるアイデアがたくさんありました。
また保護者対応だけではなく生徒指導委員会や部活動などでも実践できるので非常に勉強になります。
カウンセリングマインドだけでは乗り越えられない問題も面接の基本を踏まえて応用しており
この本を読んでおけばあらゆる状況で解決の糸口が自ずと見えてくると思います。
「いじめ」発見法 ★★★★☆
保護者対応の基本姿勢をたっぷり掲載しています。
とくに『いじめ』に関しての対応方法が参考になりました。
いまだなくならない「いじめ」、むしろ陰湿にエスカレートしていっている昨今
それを未然に防がなくてはいけない教育現場最前線に立たされている自分たち教師は何をすべきなのか?
学習指導ももちろん、生活指導をする上での指導要項の再検討、
同時に学級状態を把握できるスキル・環境の必要性を感じました。

問題が起こって気付かなかったのではなく、シグナルに気づく方法はないか?
そのためには著者のQ-U(アンケート)は調査法としてとても有効なツールであると思います。