入居率がなぜ高いか分かる
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不動産投資に少しでも関係している方なら不動産投資で何が一番気になるかはおわかりだと思う。
そう入居率である。
物件の供給過多、人口の減少により、今後空室率は上昇する一方だろう。
そんな中どう対処していけば、勝ち組となれるかが書いてある。
またエイ○ルやミニ○二のような有名管理会社が、高入居率の維持という面でいかに駄目かを
理論立てて書いている。
敵にまわさないかが心配になるが、読めば読むほどそういった有名管理会社も
自らの売上のため背に腹はかえれらないのだろうという事がわかって面白い。
自主管理されている方も取り込める知識が多いと思うのでお勧めである。
こういった会社で不動産を購入・管理を任せたかった。
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全賃フェアで大谷社長の講演を聞き、ブースで社員の方と話を聞き、
本も購入しました。
内容は前著が購入・資金計画などのことであるのにたいし、
今回は管理・客付け・リフォームに関して述べられている。
必ずしも目新しいことではなかったが非常に誠実な会社だと感じた。
惜しむらくは埼玉の都市部が営業エリアのため、超高利回りの物件が
出る地域での営業ではないため、やはり属性が高い人向けが対象に
結局はなってしまうのかなと感じた。
加藤さんや鈴木ゆり子さんの手法を会社ぐるみでやってくれるようなところがあれば
よろこんでそちらで購入・管理を任せるのにな、と思いました。
なんともいえない緊張感がはしる
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読み応えがある内容でした。
アパートを購入したばかりで、これからなにがあるのかわからなかったところ、
この本をたまたま手にとりました。
すべてが新しい知識で読みごたえがありました。
と同時に、これから遭遇するかもしれないトラブルや、
アパート経営を取り巻く環境をはじめて知って、
何ともいえない緊張感がはしりました。
購入した会社は、取引だけでそのあとの管理は関係ありません、
というふうにいわれてしまっていたところでした。
次に購入するときは、購入もできて、管理もやってくれる、
そして、入居率にこだわったり、最新の情報をもとに
提案してもらえる会社にすべてお任せできるようにしたい。
いままで、なんとなく不動産ってかわっているなぁと
思っていたことが、すっきりしました。
これからアパート経営には大変な世の中なので、
管理会社の力が、自分の成功か首をしめることになるんだと思い、
今の自分をみて何ともいえない緊張感がはしった。
私には無理(>_<)
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現在私は3棟の物件を持っています。
管理は特定の大手不動産業者(ミニ●●※同じ文字が続くところです)に頼んでいますが、入居率が90%を上回ったのは物件取得後数える程度。
その理由は本書にも書かれている「一体型管理会社」だったという事実。
「やっぱりね」と思ってしまいました。
だけど普段働いている私にはそこに任せるほかないのも実情です。
自分で不動産業者を回るのは相当手間のかかるものだと本書を見て感じました。
著者の管理会社が実践しているPM型の管理では、入居募集は自社でせず地域の不動産業者すべてにお願いするという募集方法で「できればやってもらいたい」でも「どこもやってくれない」方法だと思います。(どこも仲介手数料を稼ぎたい)
前著に続き業界の事情が詳しく書いてありとても参考になりました。
入居率98%には???な部分もありますが、それを確かめるには管理の相談に行くしかないので一度行ってみようと思います。
「本当に書いて良いの?」と思える、特徴ある画期的な本
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業界についてこんなに洗いざらい書いてよいものかと、読み終えた時に感じました。
前作は融資の内容がメインでしたが今回は管理について全面に書かれたようでした。
「管理会社は大きいところでアパマンさんやエイブルさんにお願いすれば大丈夫かな」
という考え方に待ったをかける内容がところせましと書いてあります。
大手の管理会社さんが悪いと言っているわけではありません。
そのような管理会社の立ち位置はどうなっているか、という点が
分かりやすく書かれているのです。
その点を踏まえて管理会社は本来どのようなものかを考えさせられます。
・管理会社の体制(駅前不動産管理会社とプロパティマネジメント型の管理会社との違い)
・そもそもプロパティマネジメント管理会社とは
・リフォームの具体例(設備だけでなく外壁塗装やガスについてまで)
・オーナーにとってのリスクとは(借地借家法、消費者契約法を理解する)
等今まで考えていたようで、意外と考えなかった事が数多く書かれています。
その様な点がこの本の特徴です。
業界にメスを入れたような本ですのでワクワクしながら読めます。
不動産投資家の方だけでなく、業界の方にもお勧めに一冊です。