テキサス出身のロックバンド、アット・ザ・ドライヴ・インとの全米スプリットツアーも成功を収め、新たなステージへと踏み出した男性3人組エモーショナルロックバンド、eastern youthのセカンドアルバム。
オープニングのハイトーンヴォイスと緩やかなサウンドが除々に重厚なノイズと融合し、壮大なスケールを生み出す<1>、道しるべのない人生をひたすら前へ進んで行けと、男気あふれるポジティヴなメッセージを送る第5弾シングル<5>をはじめ、アルバム全体がすさまじいエネルギーに包まれている。(宮原亜矢)
実はオレが思ってる以上にいいアルバム!?
★★★★★
意外と歌謡曲の影響があるイースタンユースの個人的ピーク時のアルバム。
友人にいわれて、後から気づいたけど、 ビニール傘って思ってる以上にきれいな曲だと、ハッと思い出させてくれた。
実は前作も今作くらい抜けの良い演奏なら名曲が多いんだけどね、
日本語がオモロいし、素晴らしいバンド。昔よくカバーしたよ。
なつかしいねえ
★★★★★
音の付け方はさすがプロと言うべき。そしてやはり言うべきは詩作の能力の高さ。若い頃は愛聴してたし今でも昔を惜しみ聞く。聞いて欲しいなあこういう本物の文学。
これで泣かずに何で泣く!?!?
★★★★★
前作「雲射抜ヶ声」で聞き始めたイースタンユースですが、
2枚目に聞いたのがこのアルバムでした。
当時は偽者Melodic Punkにはまっていた高校生の私でしたが、
「音」だけはその時も私を掴んで放しませんでした。
20代になり、様々な苦悩や病気にかかり、
再びこのアルバムを聞いた時、
なんとも歌詞が素晴らしい・・・!!!!
「ぶっ壊してまた作ってやる、何度でも」
「命かけて立ち止まるなら素晴らしい世界」
辛い時、苦しい時、もうダメだ、と感じた時、何度も何度も心の中で、
イースタンユースの歌詞を読み返し、「やってやろうじゃねえか!」
と、意気込み溢れる気持ちになりました。
聞き手にここまで影響を与えるのは、生身の心、嘘などない言葉、
なのだからでしょう・・・。
このような内面のカッコよさは一生、輝き続ける。
外面だけのカッコよさは段々ボロボロになっていくでしょう。
そして忘れ去られていくのです。
イースタンユース、このバンドに出会えた事に心から感謝します。
美しい日本のロック
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eastern youthには、勇気付けられる。有り触れた飾った言葉で表現するのではなく、泥臭くても格好悪くても、それでも前を向いて歩いていこうという吉野寿の声が胸に響く。圧倒的な演奏技術に裏打ちされたストレートな歌。このアルバムは全曲に熱の篭もった、彼らの最高傑作であると思う。どんなに暗いときでも、悲観的にならず、やさぐれることなく駄目な部分を認めた上で自己を肯定していこうと彼は歌う。普通の人には、なかなかそれが出来るものでは無い。駄目な部分に目を背け、悲劇のヒーローを気取ってみたい様な気持ちになってしまいがちである。だからこそ、eastern youthは胸に響くのだし、だからこそ、彼らは美しいのである。
叫び
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好きなCD、音楽というのは再生ボタンを押した数秒後、音が鳴った瞬間からもう愛せるものである。この作品はまさにそれで、同時に風景まで私の心に映すのだ。
こんなバンド、こんなCDなかなかお目にかかれない。この作品以降叫ぶ事を抑え、唄う事に重点をおいてるように思えるがそれはそれで素晴らしい。
日本語がこんなにもROCKに合うとおもわせてくれたのもこのバンドだけだ。
1人でも多くの人に聞いて欲しい。