穢くて、綺麗なもの。
★★★★★
「とりぱん」11巻。巻末の方に「震災の記」前後編が入ってますが、他は大体いつも通り。泣きたくなる程「当たり前」の日常が詰まってます。
「とりぱん」だけあって鳥満載ですが、私のいちおしは金魚の「きんちゃん」と「まるちゃん」。二匹とも面白可愛いですw
あと、あんまり関係ないんですが言っときたいのが、10巻の帯の事。何か手抜きとか言っちゃったんですが、その後の本誌での作者氏コメントによれば、作者氏が帯担当した先生の大ファンだったそうで、その流れでああいう帯になったらしいです。そうとも知らず、手抜きとか言ってごめんなさい; コメントの編集も削除も出来ずに困ってたので、ここで言わせて頂きます。本当にすみませんでした。
ともかくも、今巻も面白かったです。「私の小規模な鳥活」の最後のコマの「ミーアキャット」がツボにきましたw
泣きたくなる程穏やかな日常。硝子細工の幸せ。今回の震災で、「とりぱん」がなおいっそう愛おしくなりました。