本当の『自信』とは、「自分は失敗しても大丈夫、また挑戦すればいい」と思える強い心
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こどもの「自己肯定感」を育む「勇気づけの子育て」。
本書は、おもにお母さん向けの本だが、
父親や会社の上司にも十分参考になる。
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「自分は失敗しない」というような、無根拠な危うい自信ではない。
こどもに自信つけさせるにための「勇気づけの子育て」p.124
そのための接し方:
・出来ないことではなく、出来ることに注目すること
・結果ではなく、挑戦したプロセスを認めること
・命令ではなく、Iメッセージで提案してみること
・人と対立するより、交渉することを教えること
・どんな性格の人にも、価値があると教えること
期待は、具体的な『行為』で伝える
たとえば、
『明るく元気』→
江戸時代の躾
『朝昼晩の挨拶が出来て、『ありがとう』と『ごめんなさい』が言えれば十分』頁72
落とし穴:
・結果を褒めてはいけない。出来ない時にプレッシャーになる
・プレッシャーはだめだが、親の期待は伝えろ
褒めることでも、叱ることでもない、親は、子供のサポート役に徹する。