YMOのヒストリーを映像で追ったアンソロジー的な作品。1979年のLA・グリークシアター公演から、83年の最後のテレビ出演まで、ライヴ、テレビ出演、ヴィデオ・クリップ、それに初収録のCF映像などで編纂している。
大半は既発表なので目新しさはないものの、初期のライヴ映像を多く収録してライヴ・バンドとしてのYMOを強調していたり、その一方でクリップやCFでギャグ・センスも垣間見せるなど、彼らの多様な魅力をバランス良くパッケージした作品といえる。そしてなによりも重要なのは、副音声による高橋幸宏の解説だ。映像を見ながら当時のエピソードを軽妙に語り、あまり明かされなかった細部での裏話などを惜しげもなく披露してくれる。この解説だけでも、本作の価値があるといえるだろう。(小山 守)
なんとも昭和回顧的
★★★★☆
最近、NHKの「スコラ」で坂本龍一氏MCの元
細野さんと高橋さんが出てた番組を見て、DVD検索。
YMOを知ったのが中1で中3で散開。
なので、自分が知らなかった頃のYMOを見ることが出来ました。
なにぶん、昔の映像とライブハウス等の音なので
クオリティとしては、現代とは比べものになりませんが
ライブのサポートメンバーに「あの人も居たの!?」という
驚きと共に、その時代の懸命な映像エフェクトが楽しめました。
オマケ映像で入っているCMも、懐かしさが100%ではなく
見たような気がしないでもないなーという程度に感じましたが
その『カセットテープ』はしっかりと覚えています。
個人的には『過激な淑女』が(音楽的に)大好きなので
<(`・ω・')>ダンスも入ってなかったのがとても残念です。
(ユキヒロさんが嫌がったのでしょうか?)
聴く人、観る人を120%楽しませてくれるYMO。
真剣なミュージシャンの時と、ギャグ(お笑い)好きの
パフォーマーとしてのギャップが今でも素敵です。
”散開コンサート”のDVD発売を期待しています。
YMOライブ盤初心者に。
★★★★☆
本当は「GIGA LIVE」が欲しかったけど・・・(メーカーさん再販して!)
私のようなYMOのライブDVDはじめて買う方は数あるライブ盤からのチョイス的なものでおススメかも。
一番好きなのは1980年放送のフジTV夜のヒットスタジオでの「テクノポリス」ですね〜。
音も三人のファッションもカッコイイです!(なんか教授の目つきが悪い(笑))
あと当時のカセットCM(時代だね〜。)もシリアスなナレーションでなんか良いです。
私のような「そこそこ」ファンのかたには買いだと思います。
個人的には「歌謡テクノ」な後期も好きですね。
前半best、中盤good、後半返品
★★★★☆
カッコイイですね79年の海外ライブ映像。完成されてない感じがとてもgoodです。いわゆるピコピコ音のTechno-Pop的じゃないところがイイです。
人民服(じゃないらしいですけど)時代の彼等が見たかったので、これだけで二重マルですが、余分なものも多かった(特に胸キュン以降)ことを差し引いて星4つとなりました。
過剰編集ナシで79年海外ツアーだけに絞ったものが出るといいのですが・・・。
カッコいいユーモア
★★★★☆
とりあえずYMOのマニアでない方には映像はコレ一本あれば充分なお徳盤です(個人的には「胸キュン」以降はいりませんが)。
初期のライブを見てて思い出したんですけどYMOが出てきた頃は、(一番怪しくて一番無愛想で)一番何もやってなさそうなこの細野という人が実はリーダーなんだ、一番エライんだ、かっこいいなぁ、、とコドモ心に思ったものでした。
(主に高橋の仕事である)衣装や、(奥村靱正のコマ劇場は圧巻!)美術も、映像ならではの価値あるものです。
YMOのDVDを一本だけ買うとしたら
★★★★☆
おいしい部分はしっかり詰まっています。
YMOのDVDが欲しい!
しかしYMOをあまり知らない!
だから一本だけ購入する予定!
そんな人には最適ではないでしょうか。もし気に入ったら次を探す入門DVDになると思います。