私はドリームシアターに何の魅力も感じませんし、あのようなテクニカルハードは野暮ったくて聴けないので、少なからず影響を受けたであろうDisk1は苦手だなぁ。バンドのブレインであるSウィルソンはまごう事なき才人に違いないですが、ヘヴィに流れるのはバンドにとって長所を自ら捨てる気がしてなりませんね。

ただ日本のテクニカルハードの人気からして、セールスを考えるとそういった要素は要るんでしょうね…

Riversideと言うバンドのＣＤの帯(でも輸入盤)にOpethと並んで紹介されていたし、よくよく思い出すとOpethの国内盤のライナーでも名前が出てた様な記憶もある。
で、中々チェックしなかったのだが、ピンクフロイドとドリームシアターの差を埋めるバンドとか、ロバート・フリップが大絶賛したとか凄い評価のプレッシャーを受けてついに購入したが、初めて聴いた時は正直感動した。
本当の意味でイギリスのバンドと言う感じか？
イギリスも最近では王道ロックを生んだ国とは思えない感じで、一部ハードロックやヘヴィーメタル系がいるが、時代を作ってるのがどうもアメリカのバンドって感じが否めない。
最近ではヨーロッパ各地で色んなバンドがロックからメタル系問わず出てきて、イギリスの面目もまる潰れ。
唯一元気なのはUKロックとカテゴライズされてる連中か？
しかしこのバンド、メロディーと言うか、曲によってはUKロックのカテゴリーに入りそうな曲もやってしまう上に、ヘヴィーなリフは北欧やアメリカのバンドにも全然負けない。いや、ある意味では上とも言えるセンスを感じる。
と、言うのもしっかりプログレしてるから。
最近では音楽も細分化してどれがプログレ的なのか分からない気がする。
しかしこのバンドは大御所プログレミュージシャンが絶賛するだけはある。
このバンドがほとんど日本で騒がれていないとは残念だ。
久しぶりに、アルバム全部集めようと思わせた逸材です。
プログレ、UKロック、ヘヴィーメタル好きな方は必聴！！！

私には丁度心地よく聴こえます ハマりますよこのアルバム!

かのロバートフリップやジョンウェットン、はたまた、ＲＵＳＨのニールパートらにも賞賛されるプログレバンドの本邦デビューアルバムです。ロバートフリップが賞賛したためばかりではないでしょうが、ｄｒのギャヴィンハリソンはＫＣのＬＩＮＥＵＰ７に加入するという、まことしなやかな噂が。
で、サウンドですが、ギルモアフロイドに似ているといわれるとおり、リーダーのスティーブンウィルソンのエッジの効いたＧ＆ｖｏを中心にしたサウンドなのですが、そこに、ｋｅｙによる浮遊感のある空間も加わり、時には、ジェネシスばりの叙情的なメロディ、そして、時には、ＤＴのようなハードメタリックなサウンドと、非常に多彩で、これは、もう、ポーキュパインツリーオリエンティッドとしかいいようのないサウンドになっています。
しかも嬉しいのは、最近のプログレハードバンドのように、決して、テクに頼ることなく、ソフトの部分で、きっちりプログレしていること。遅れてやってきたビッグネームの傑作アルバムです。プログレファンであれば、是非、一聴を。

ロバート・フリップが絶賛するのが分かる気がします。
初めてのポーキュパイン・ツリーですが、これからも
聴き続けたいと感じました。
ドリーム・シアターが好きな方には、聴けるバンドだと思います。
私の批評は辛口ですし、洋楽ロックには耳が肥えていると
自負しています。
ウィズインテンプテーションからポーキュパインに辿りつきました。
もっと早くに知っていたらと後追いになったことを後悔しています。