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オー!ファーザー

価格: ¥1,676
カテゴリ: 単行本
ブランド: 新潮社
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元気が出る ★★★★★
伊坂幸太郎の本だから、当たり前だけど、うまい。

彼の著作の中でどれくらいのうまさかっていうのは
微妙だけど、やっぱりうまい。

会話がおもしろくて、話の筋がよく考えられていて、
小説を読む楽しさはしっかり味わえました。

そして、この本は、めちゃくちゃな設定(あらすじ、商品紹介ご参照)
だけど、それを伊坂節で読むと、こんなに元気が出るんだなっていう
のが一番の感想です。

ちょっと毎日がつまんないときには最高ではないでしょうか。
(すっごく毎日がつまんないときには余計腹が立つかもしれませんが)
楽しめた、けど。 ★★★★☆
伊坂さんの作品にしては偶然や、こじつけが多かったような気がします。
「重力ピエロ」「チルドレン」の辺りでみられたような、エキストラの台詞や何気ない小道具の描写ですらラストに向って収束する展開が、何だか弱かったです。
全然ないわけではないけれど、物足りなかった。……連載だったから、仕方ないのかな。

とはいえ、ハラハラしながら読むことはできました。
娯楽作品として充分に楽しめます。
設定が良かった。 ★★★★☆

父親が4人いる、始まりはそんな感じ。
登場人物のキャラ設定も見事に面白く、全員好きだと言える。むしろあたしも父親が4人欲しくなった。頭がきれてるゆきおもまた良い。
ゆきおにしつこくまとわりつく女の子も最初は鬱陶しかったが後半になると愛おしく感じてくる。

ゆきおが色々な事件に巻き込まれていくんだけど、ありえないストーリー。シチュエーションに少し頭をひねらせた。

うまくくっつき合わせた感じがしたのと最後の終わり方が附におちない感じで終わりました。

けど内容自体はすごく良かったです。実質あたしも声に出して何度か笑ってしまいました。

伊坂ワールド素敵です。
やっていることは「陽気なギャングが地球を回す」とほとんど同じな気がした ★★★★☆
作者自身があとがきで書いているように、設定がとても独創的。
「母親と父親と俺の、六人暮らし」をしている少年由紀夫。父親がなぜか四人もいる。
この設定を生かした小気味良い会話は、とても楽しい。
でも、やっていることは「陽気なギャングが地球を回す」とほとんど同じな気がした。
トラブルに巻き込まれて、個性的なメンバーがそれを陽気に解決する。
軽快さを少し損なうほど伏線を積み上げている割には、あまり最後にガツンと来ない。
家族というテーマが見え隠れする割には、それをあまり活かしていない。
設定がせっかく魅力的なのに、なんだか無難に終わってしまった印象。
ハズレでもないが、アタリでもない。
面白いけれども、これだとちょっと物足りないかなー
後半がオススメ。 ★★★★☆
最初は”父親が4人”という設定だけで驚いてしまって、
ストーリーを楽しむと言うところまではいかなかったです。
ほとんど会話だけで進むので、
全体像が見えないというか、主人公の主観だけの、
日記のようなイメージでした。

後半の事件とその解決方法は、伊坂作品らしく
それまでの伏線が効いていて、
思わず”上手くできてるな!”と感心してしまいました。
その点では、「ゴールデンスランバー」に近いところがあるかも知れません。
伊坂幸太郎らしい、疾走感あふれる作品と言えます。
分かりやすくて、読みやすい本です。