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ミャンマーの瞑想―ウィパッサナー観法

価格: ¥893
カテゴリ: 単行本
ブランド: 国際語学社
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わかりやすい ★★★★★
悟りの終着駅までの各段階を体系的に分かりやすくまとめてある。

各段階において、どのような状態になるかといった例もたくさん書かれており、瞑想の意義と全体像を確認するのにとても役に立つ。
瞑想実践のバイブル ★★★★★
すでに何人かの方の優れたレビューがありますが、目下のところ、この本は私の瞑想実践の「バイブル」なので、私見ながら追加させていただきます。

まず驚くのは、この本は大変に薄い「指導書=マニュアル」なのですが、最終的な「阿羅漢果」到達までの道筋、その間に注意するべき点などが、平明かつ丁寧に書かれていることです。これほど、ヴィパッサナー実践とそれによって得られる「果」について、徹底して全体的に書かれた本は他にないように思います。ですから、他の方も指摘されているように、全く初心者向けの本ではありませんが、きちんと初心者向けの指導を受け、真剣にヴィパッサナー実践を続けていこうと思われている方には、必ずや得るところがあると思います。

この本にはそれ以外にも、「行住坐臥」、眠っている間以外は常にサティを続けていく「日常の実践」について詳しく書かれています。これは大変に参考になります。以下に、この「日常の瞑想」についての、ウィジャナンダー大僧正のお話をご紹介しておきます。(これは「編者あとがき」中にあるものです。)

(インタビューア)そうすると、瞑想は、僧侶とか出家者の専売特許ではなく、サラリーマンや一般の人達にでも、日常生活の中でも、やろうとする意思があれば、できるものなのでしょうか。

(大僧正)すぐできます。何故なら、自由な時間と場所、自由な姿勢でできるからです。
 。。。(中略)。。。
人間の最高の英知は、自分自身を探求する知性です。瞑想することは、自分自身の探求に他なりません。多少とも瞑想の意義が分かっていながら、ヒマがないとこぼす人は、1日のなかで、どんなに多くの時間がつまらないことに費やされているかを知らない人です。この無駄な時間を活用すれば、瞑想の時間を十分に作り出すことができます。家庭の中でも、職場の中でも、通勤電車の中でも、日常生活の中における瞑想は、本人の意思により、やる気があればできます。瞑想することに対して、現代人は難しく考えすぎではないでしょうか。

ということなのですが、これは私にとっては目下のチャレンジ課題で、この喧騒に取り囲まれた現代の生活の中では、実際のところ本当に難しい。ちょっと油断すると「妄想の嵐」でサティなどどこへやら。。。という自分に気が付くことがしばしば。しかし「何にせよ、練習なくして身につくスキルはない」わけで、とにかく「実践あるのみ」だと思っています。
上級者向けのヴィパッサナーメソッド ★★★★★
瞑想について知りたくて20冊程度あたった中の一冊。著者のマハーシ長老はミャンマーの上座部(テーラワーダ)仏教のお坊さんである。原著は1942年というから70年近く前。ヴィパッサナー瞑想について書かれた本としてはおそらく最も古いものだろう。

ヴィパッサナー瞑想については日本ではスリランカのスマナサーラ長老の著書が多く、説法+実践法というスタイルをとっていて、現代人にはわかりやすい。が、本書には説法は一切ない。瞑想の方法と、瞑想が深まっていく段階で現れるさまざまな「智慧≒悟り」についての詳細な解説が主体である。ヴィパッサナー瞑想がどのようなものか全体像を理解するには本書のほうが情報量は多い。

しかし独学での実践となると本書はハードルが高い。まず瞑想を始める前に、仏法僧への帰依と不殺生、不偸盗、不妄語、不邪淫、不飲酒の五戒を受け、心身を世俗から切り離すことが求められる。また日夜を問わず、疲れて眠ってしまうまで一瞬も休まず瞑想を続けることが前提になっている。

スマナサーラ師は独学で実践できる範囲に限定してヴィパッサナー瞑想を紹介した。そのスマナサーラ師も瞑想の第三段階以降は受戒と指導者が必要と言っていて、それ以前の第二段階までを独学の範囲とし、第三段階以降は詳しく解説していない。その意味で本書は初学者向けではなく、より深い瞑想の段階を目指す上級者向けのものといえる。これから実践してみよう、という方にはスマナサーラ師の著書(自分を変える気づきの瞑想法―やさしい!楽しい!今すぐできる!図解実践ヴィパッサナー瞑想法)などをお勧めする。
ヴィパッサナー瞑想法のアルファでありオメガ ★★★★★
 この本の著者が「ヴィパッサナー瞑想法」を世界に広めたと、地橋秀雄氏がその著『ブッダの瞑想法』(p100)に記してあったので購入した。

この本には、瞑想法のアルファでありオメガが書かれてある。この本に書かれてある瞑想法を理解し、実践し、体験したなら、恐らく他の知識は色褪せて見えてくることは容易に理解できる。一読も再読も薦める。

しかし、日本になぜこういった過程を大事にした瞑想法が広まらず、結果だけを教義のように知らせる「大乗仏教」が広まってしまったのか、残念でならない。しかも昨今の寺社は商業仏教である。地に堕ちた。
ヴィパッサナー実践道 ★★★★★
マハーシ長老のヴィパッサナー瞑想入門書の邦訳です。
スマナサーラ長老の瞑想本を読んで、ヴィパッサナーについてもっと知りたいと思い購入しました。
座る瞑想、歩く瞑想、食事の瞑想のメソッドも簡潔な文章でわかりやすく紹介されています。
慌しい毎日の中で、少ない時間でも自分を見つめてホッとしたい今日この頃、この本を傍らに瞑想しています。