現代人のはなすラテン語です
★★★★☆
ドイツはザクセン州のブラウエン町のギムナジウムの先生であるJohnson氏の
筆名カペラーヌス先生の名をとった会話集です。
in omnibus fere civitatibus officinae atomico robori ad pacis utilitates
gignendo exstrununtur.(ほとんどすべての国で、平和利用を目的とする原子力
発電所が建設されています。)
nuper helicoptero Bruxellas volavi.(最近、私はヘリコプターでブリュッセル
まで飛びました。)
といった、現代人の会話がある。
さまざまな状況での会話が採集されており、読むのも面白い。
先のレヴューアによると、きれいな録音のテープがあるようである。
別売りのテープが素晴らしいです
★★★★☆
ラテン語の電脳教材が少なからず入手できるこの時代にあって本書の内容は少し時代遅れのような感じがします.その後後継者がよりいっそう今日的な内容に改訂してくれればと思います.
しかし,本書の内容を部分的に朗読し録音したテープが同出版社から別売りで入手可能で,その朗読の発音とイントネーションは大変に美しく,聴いているだけでも楽しいものです.
全ての文章が録音されていないのが残念でたまりません.だから星4つにいたします.
英語版を買えば良い。
★★☆☆☆
普通は文字を通してしか学ばれないラテン語を、(旅行者の?)現代語学習のノリで会話集をつくるというこの本のアイデア自体は面白いし教育的である。が、日本語版を買うメリットは何一つない。英語版の Latin Can Be Fun (Facetiae Latinae) の方が格段に安いので、そっちのほうを勧める。
創造的ラテン語学習者のために
★★★★☆
昔の文章を読んでばかりいないで、たまにはラテン語にも他の現代語たちのように創造(書く・話す)の時間を与えても良いのではないだろうか。本書はそんな創造的ラテン語学習者のための会話集である。日常の様々な場面(ホテル・レストラン・スポーツ観戦etc)においての現代的な会話を数多く納めている。
ただし「現代ラテン語」とはいっても、内容的には本書ももう古くなってしまった気がする。