この本で、多くの方が参考になるのが、
「第４章　お金をかしこく使う才能」。

お金は、稼ぐよりも、使うのが難しいです。
この「第４章」を実行されるだけで、
ノーリスクで資産が増えます。
殆どの方は、使い方に問題があるからです。

個人的には、不動産を所有する気は無いのですが、
サラリーマンが投資用に持つのは良いかもしれませんね。

賃貸として貸すなどをして、雇われの考えでなく、
自営の考え方も出来るようになるかと。
これからは、雇われていても、自営業の考え方が必要ですから。

非常に読みやすいです。

もちろんマネー本としても有用ですが、何より著者の人生観が伝わってくる内容となっています。日常生活から仕事での振る舞い、学ぶ姿勢の重要性についての筆者自身の考えがひしひしと伝わってきます。

筆者の言葉の「学ばない人は、学ぶ人に使われる。仕事を創り出さない人は、創った人の仕事をやらされる」というのには、改めてハッとさせられました。


しかし、具体的な投資・マネーの話では、他の有用な投資本でいわれていること異なっている点もあり、私自身は同意できない部分もありました。
株・ＦＸの投資に対する考えはちょっと極端なんじゃないかな、と思いました。

でもすごくいい本です。おすすめできます。

私が購入したのに、読む時間がなく放置しておいたら、娘たちが読んで感想を聞かせてくれました。
「お金の話だけじゃないよ。生き方の本でもあるよ。すごく気付きがあった。良い本だよ」ですって。

あちこちの書店でマネー本ランキング１位だったので、読んでみた。

どの株を買えとか、投信を買えとかは書かれていないが、実践して
いなければ言えない本質的な指摘ばかり。

他のマネー本なんて必要ないのではと思わせるほど濃いメッセージが
凝縮されており、つねに読み返したい一冊。

特に第５章の「お金を稼ぐ才能」は頭をガツンとやられた。
ここだけでも、本書を読む価値がある。

お金に関しての基礎知識、それから今後どのように世の中が
変わっていくのか、そして、どういう視点が今大事かという
所が本書では書かれている。

よく投資本では、FXが良い。やはり株だ！などと本によって
全く違う事が書かれています。本書はそういった類のものではなく、
今後、投資を含め、どのような一人のビジネスマンになっていく
必要があるかという部分も多く、「個」としての成長を
するための、本だと思う。

たとえば、今後は、マルチプルインカム（複数収入）と
マルチプルインテリジェンス（複数のスキル）が必要だというが
今の不況および、それ以降の少子化などの問題を抱えた日本人として
必要な視点ではないだろうか？

ただ、個々に関しては、具体的内容が少ないため、
他の本で補強する事をオススメする。