リトルボーイ展のカタログに比べたら物足りない。

製作アルバイトスタッフの紹介などどうでもいい。
もうやめてるかもしれないし。
だれが作っても村上テイストにしかならない。

しかし海洋堂の話や作品の製作過程が
わかるのでどのくらいのコストと期間が
かかっているかとかがわかる。

村上の作品作りのコンセプトを知りたいのであれば
やっぱりリトルボーイ展のカタログとか芸術起業論
を読んだ方がいいと思う。

単純に面白いです。
展覧会のカタログと聞いていたので
作品がいっぱいのってるのかと思いきや、
制作過程やスタッフのインタビューが大半を占めており
読み応えは十分。
時間をかけてじっくり読むのがオススメ！

村上隆さんに興味があり、価格も手頃なため
購入しました。
現在のカイカイキキの前身となる、
ヒロポンファクトリー時代の少し内容的には
古いもののようですが、かなり
ボリュームがあり楽しめました。
雑誌やテレビで見た事のある「たんたん坊」の
制作過程や、制作に携わるスタッフの秘話、
展覧会の様子など、あまり他では見る事が
出来ない内容だと思います。

2001年の東京都現代美術館で開催された、
村上隆さんの個展カタログ。
（2010年現在、国内では最大級の展覧会だと思います。）

村上作品の代表作Miss ko2の原型師BOMEさんや
海洋堂の宮脇専務の原稿も収録。
埼玉の奥地のアトリエ「ヒロポンファクトリー」からの
時代の変遷がかなり濃く紹介されています。
アイコン的キャラクターの、DOB君、キノコ、ドクロ、目についての解説付き。
巻末には1991年から10年に及ぶスタッフリストにまざって、
展覧会やイベント、フリーパーパー創刊、、など
まさに工房のヒストリーともいえる記録がのっています。
情報量はハンパないと思います。

アート紙でもコート紙でも上質紙でもないため印刷が雑誌以下。Webで見る方がよほどマシ。
加えて、144-151にかけての大幅なページ抜けもあったため速攻返品。
こんなカタログはじめて\(^o^)／