国内生保の営業マンが読むにはお勧めしがたいです。ごめんなさい。
本的には、一気に読める、パワーのある本でした。
この本の中で語られる、保険のセールスと言えば、人材の入れ替わりが激しく、子供に就いて欲しくない職業でも上位に入る仕事です。
しかし、これはあくまで世間一般からみたイメージです。
現状を変えられる人間は、自分ではっきりと「軸」をもっています。
この軸とは、初めに述べた「誇りと愛着」であるか、と思います。
筆者は、読者を圧倒するほどの勢いで、保険セールスの真髄を語ります。
そして、結果の出し方を丁寧に熱く教えてくれます。
そこには、保険セールスの域を超えた、「誇り」があります。
筆者は、ライフプランナーとは一匹狼とも言っています。
つまり、ここでの営業は、組織の一員として動くことや、売れる仕組みづくりという領域の話ではありません。
筆者の「真の営業道」を極めたいという想いが、真っすぐの直球でぶつけられています。
よって、読者は、その直球を受け止めるべく、覚悟して読むべきです。
一流の人には、一流になったそれなりの理由があることもわかりました。
諦めないで継続すること・・・それが一番難しい。