剣道・剣術および刀剣愛好家以外の方には、「日本刀」だの「抜刀」などの言葉は、なにやら物々しく聞こえるかもしれませんが。本書は、単なる剣術に於ける一つのカテゴリーに関する解説書の域を越え、日本人として生まれたからには、知らなくてはならない、そして目指すべき精神論が書かれています。
ここ数年、戦後50年以来の押し付け民主主義に対する反省が、あちこちで叫ばれていますが。今こそ、正しい自国文化に対する認識を持って、世界と正面から対峙すべきだと思います。
プライドと、それと同じぐらいの博愛精神を身につけるため、ぜひ読んでみてください。