やっぱりインドはいいな。
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二十数年前、まだ大学生であった頃、本屋で面白い表紙の文庫本を見つけた。その名は「インド酔夢行」。読んでみると面白くて面白くて。そしてとうとうインドに旅立ってしまったのでした。わずか2週間でしたが、インドの列車とバスを乗り継いでインド亜大陸を横断(ボンベイからベナレスへ)。インドは暑く苦しく辛かったけど、・・・とっても良かった。今回講談社文芸文庫で再販となったと知りすぐに味読した。やっぱりインドは良かった。何十年たっても作者の経験したインドが自分の経験と重なってくる。引退したら「インド酔夢行」を左手にコモリン岬へ行きたいな。もう体力ないか?