ハーバード大学の著名な心理学者ハワード・ガードナーは、これまで数々の研究によって、知力、創造力、指導力に関する私たちの考え方を根本から覆してきた。そのガードナーが、心を変える過程で一体何が起こっているのか――そして、それがその過程にどう影響するのか――を正しく知るための新しい枠組みを紹介する。
長年にわたる認知研究と、著名なビジネスリーダー、政治リーダー、知識人、芸術家、一般人などの事例をもとに、ガードナーは心の変化に影響を与える7つの要因を挙げる。これらの要因が、ある考え方から全く別の考え方に変わるのを駆り立てたり、阻んだりするという。
国や会社の精神を変えようと努力している人にも、パートナーや自分自身の心を変えたいと思っている人にも薦めたい。本書によって視野が広がり、人生がよりよいものになるだろう。