タイトルの通り、都編のアフターストーリーです。
各キャラ皆バランス良く登場しており、全話通して面白い話に仕上がっています。

しかし、原作の絵に惹かれた人にとって、この小説の絵は残念に思うのではないでしょうか。特に目が怖い・・・。
また、あくまで彰が学園を去った後の話の為、主人公である筈の彰が登場するのは第1話と第4話の途中からだけです。
その為、「ゲーム本編の月丘晶子」に期待して購入しようとすると、ちょっと物足りなさを感じてしまうかもしれません。
かく言う私も、その1人だった為、良作でありながら、敢えて☆3つとさせて頂きました。

表紙と挿絵が本編とかなり違う雰囲気になっています。ちょっと残念です。
ただ、中身は本編の設定を壊さず活かす事に成功しています

・相変わらずの晶子姉妹
・正統ツンデレ都さん
・お絵かき上手な志鶴さんに翻弄される祈＆眞弥子ちゃん
・晶子を狙う薫さま

などなど、本編を楽しめた方に安心してお薦めできます。

見た目で損をしている気がしてなりません…