中学生の国語について調べる必要に迫られて購入しました。
小さい頃から本を読むのが好きな子は中学生になっても読んでいるでしょうし、熟語や漢字に興味の
ある子は、意味を調べるなど自然に語彙をどんどん増やしていっているのではないでしょうか。
けれど、文法っていうのはあんまり面白みのない分野ですね。
活用を覚えようが覚えまいが、普通に日本語喋れたらそれでいいのですし…。
ところが、中学の勉強となると、普段なんでもなく喋っている言葉の仕組みを学ばなければいけない。
厄介なことですが、こういう参考書を一冊手元に置いて「活用」すると、心強いと思います。

中学の国語で一番最初にぶつかる難問は、小学校まで習った事の無い『文法』。英語でも文法は習い始めるが、普段使い慣れている国語で『文法』を尋ねられると「？？？」チンプンカンプン…その点この「国語学習事典」は１ページ目から基礎の基礎を親切丁寧に、広く浅く必要最小限の事例で的確に解説してくれている。現代文の文法だけでなく詩や古文や漢文まで説明されているので３年間充分に活躍します。「分からない」ままにせずに教科書ではここまで詳しくないので、ぜひ国語が苦手だと感じている中学生はこの事典をそばに置いて勉強に役立てて欲しい。