この本の良いところは、バイリンガル教育について知りたいと思ったことについてすぐに有効な資料が示されていることと、それぞれの取組みに関する調査が綿密で科学的に有効性を検証している点だと思います。
ですので、学問として取り組むうえで、有益な本だと思います。
一人の親としてどうすればいいかを考える際には、少し骨が折れるかもしれません。

この１冊でバイリンガルに関する７つもの論文を日本語で読むことができとても便利。論文内容もさることながら論文の形式もそれぞれユニークで自分が論文を書くときの参考になる。ケース・スタディ、アンケート調査、実験を通しての論文が主で調査方法、実験方法はためになると思う。