最近の粉飾　黒字倒産と循環取引　に続く第３段です。
最近の粉飾　黒字倒産と循環取引　ともに粉飾決算の分析の名著だと思いますが、本書は期待外れの感が強いです。
逆粉飾は状況が変われば粉飾に繋がる　との著者の説は納得できる面はありますが、実際の本書の事例分析とは符号しているとは言い難い感があります。
最近の粉飾　黒字倒産と循環取引　は粉飾決算分析と粉飾発見のための財務分析にはお勧めですが、本書は「お暇ならどうぞ」といったところでしょう。