元警察官が書いた本だけあって、文章に迫力があります。
　危機に際してどう行動すればいいのかが具体的に書かれています。
　一番感心したのが、不当要求を「断るのに理由は不要」という文章（Ｐ１５７）。
　相手に理解させようと、どうしてもこまごまと理由を説明しようとしてしまいますが、それは相手の思う壺。
　こちらの言葉尻をつこうとしているのだから、理由を説明しなくていいということです。
　学校関係者以外の一般の企業でも大変参考になります。