活きたおカネを使え!ということ
★★★★★
書いてある内容って、もしかして
自分が小さい時分から、じいちゃんばあちゃん
両親に教わってきたことじゃないのか?
なるほどねーという感じだった。
極端に表現すれば、使いどころやタイミングを誤れば、
大金を渡しても効果がない…ということ…
如何に感謝されるか!という観点で見れば、
世渡り力にも通じるものがあるかと。
たいへん参考になるので、是非一読を!
戦略的に考えて行動することに気付く為の本
★★★★★
お金でどうとでもなるという本ではありません、お金も
ですがそれにまつわる行動も含めていかに行動することに
よってよりその行動に価値を付加するかという本です。
日常の中で漫然と目の前で起きて通り過ぎて行く出来事の
中にはそれをやっている側が戦略的に、そして意図的に
行っていることが沢山混ざっています。
この本はそれに気付く為の考え方と物の見方を提示して
くれます、そしてそれを自分がどう生かすかは自分で
考えて行動を起こすことになる訳ですが、日常のなかで
一から学び取るよりは遥かに効率がいいのでお勧めです。
で、個人的に読んでいて思うのはこの本に書かれている
ような行動は多かれ少なかれ第一線で経営に当たってる
人には見かけてるという感想を持ちました、特に戦後の
高度成長期の勢いのある時代の経営者の人たちってこう
いう感じの行動をしてるなと思いました。
なんとなくですが、読みながら思わずニヤッとしてし
まいます、こういう人の心理を上手く突いた事柄は
ちょっととんちのようで楽しいです、著者の方の文章
もテンポがよく読みやすかったです。
実戦人間交渉学
★★★★☆
どんな本でもそうだがこれを鵜呑みにして振る舞えば滑稽に見えるピエロか相当に気持ち悪い人になってしまうが、エッセンスを取り入れればかなり心理的に優位にたてるのではないだろうかと思わせてくれる本です。
活き金とは。死に金とは。人によっても活き死にの違いはあるが意志薄弱優柔不断にお金を使ってしまっている私だからこそこのテーマには心動かされる。
接待される側が支払伝票を持ち「今日は私に払わせてください。いつもお世話になっていますから」と席を立てば、「いけません!」と伝票を引っ手繰られるだろう。こうなれば「接待してやった。飲み食いさせてやった。」という相手側の気持ちが、「接待を受けていただいた。」に変わるという。
相手側に向かう場合は、「電車駅から来られるんですよね。駅からの道順は、、、」「車で参りますので」と電車駅からタクシーで乗り付ける。小銭だが使うのと使わないのでは相手心理に上下が出来てしまう。ナメられてしまうのであるという。
ヘマしたら五体満足ではいられない覚悟で挑む勝負時こそ使いたい考え方、振舞い方集である。ちょっとしたことが活きるか死ぬかの違いで現れてくるのだろう。たかが1円でも使うときは活きるか死ぬかを考えていきたいものである。使わないという選択肢もあるが使う限りでは活き金しか使いたくないと思ってしまうのはケチなのだろうか。
他にも値打ちを付けて腰を使え。というのも参考になった。単純素直なだけではなく時には引け。勿体ぶれということなのだろう。
私はこれらを男女の人間交渉に役立てたいと思う。
読んでいない人とは格段の差が出ます。
★★★★★
タイトルだけみると札束でほおをはたくようにもとれますが
内容は全然違います。
本当の意味での生き金、死に金を教えてくれます。
チップ一つにしてもこれだけの事でお金が生きも死にも
するのかと妙に感心しました。
読んでみれば「よくあることだな」と思えますが
この本を読んでその心理を理解すれば読んでいない人と
は雲泥の差がつくと思います。
著者の本は結構買っていますがどれも面白いと思います。
もっと若いうちに読みたかったですね。
そうすれば少しは人間関係とかで悩まずにすんだかと
思います。
ただ難点は他人にこの手の本を読んでいる事は知られたくない
ので読む場所選びと保管場所が問題です(私は既婚者の為 笑)
ビジネス業界の裏の教科書
★★★★☆
本章はほとんど全てが自身の経験談から書かれているので、
リアルで迫真迫るものがある。
やはり、ビジネスでは相手より優位に立つための駆け引き
も大切である。正攻法だけでは修羅場は切り抜けられない。
ただ、本書ばかりに拘ると単なるヤクザになってしまうので
使い方には注意も必要です。