面白い
★★★★☆
海外には一度しかいった事がない、しかも個人でなので、
ツアーがどんな雰囲気かは体感できた。
無茶苦茶言う人達や夜も朝もなくあちこち飛び回る姿、
添乗員とガイドの違い、ドライバーとの攻防、
プロが求められる立場。
華やかなスチュワーデス(古)とは違い、本当に体力勝負。
ただでいけても、これならツアーに参加する側の方がいいと
日に日に増していく嫌味ジョークに感心しながらも思った。
添乗員も人間
★★★★☆
添乗員だって、イヤな客がいればちょっとギャフンと言わせてみたくなるのよという心情や、レストランなどでの客より良い待遇、ウソも方便なテクニックを赤裸々に書いてます。ただ添乗員は添乗するのであってガイドではないというのは、自分も含め認識を誤っている方が多いと思います。
旅行好きに、オススメ
★★★★★
添乗員さんが、海外添乗を通じて経験したことを書いたエッセイ。
世の中にこんな人間がいるの?と思うような、無神経なお客様の数々。
添乗員さんって、大変なんだなあとつくづく思います。
だけど、面白く読めるのは、文体が読みやすいことと、
全然嫌味や、ネガティヴな印象を与えないさらっとした書き方だから。
人の振り見て我が振り直せ、ではないですが、
添乗員さんだけでなく、旅行に行かれる方にこそ、読んで頂きたいオススメな本。