本書で、最も興味を持たれるところは第4部である。産学協同において、最も重要な部分であるがなかなか表に立って議論はされていない点でもある。しかしながら、彼は工学部の出身でありこの概念を厳密にしていくことが専門外であるからだろうが、いくつかの大きな問題点があるように思える。基本的に、この本は一般啓蒙書として読むべきである。