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アイスクリン強し

価格: ¥1,620
カテゴリ: 単行本
ブランド: 講談社
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中途半端(※酷評です) ★☆☆☆☆
表紙が可愛いのと明治という時代に惹かれて買いました。
しかし軽い文章にも関わらず途中で挫折。

物語は菓子職人の主人公と巡査と所謂ハイカラさんの女学生を中心に進んでいく。このキャラクターをまず生かし切れてない。感情移入できない。 会話もまるで陳腐。何回も使われる「麗しの」はちょっと…。

では時代背景はどうかというと貧民屈やコレラ、居留地や自由民権運動という言葉をただ明治っぽくするために混ぜたようにしか見えない。全く上辺だけの知識のように感じる。時代をもう少し調べてから書くべき。

ただ、ドタバタエンターテイメントを楽しみたい方にはいいかもしれない。 個人的には時代背景と会話にどうも違和感を覚えたので星ひとつ。
「西洋菓子」活劇 ★★★★☆
時は明治中頃,西洋菓子職人「皆川真次郎」と元旗本の警官たちが活躍する短編集です。
当時は珍しかったであろう西洋菓子を各編のタイトルに持ってきているのも斬新で,軽めのミステリー仕立てと相俟って,畠中さん独特の世界観が楽しめます。
個人的なお薦めは『チヨコレイト甘し』。作品中では珍しくスピード感を味わえます。

日本における西洋菓子の黎明期を扱った設定は面白いですが,掘り下げが足りなく筋に無理が見られるところもあります。
しかし,楽しめる作品であることに変わりはなく,続編を期待したいところです。
甘く、そして甘酸っぱく ★★★★★
ちょいレトロテイストの
なかなか興味深い書であります。
どちらかといえば女性向けかな。
ちょっぴり甘い恋路なんかもありますし。


面白いのは各章が
お菓子が出てくること。
それが作中に出てくると
どことなく甘い匂いがしてきそうな気がします。


そして恋路だけではなくちょっとした
謎解きや、
板ばさみになっている主人公真次郎の描写が
なかなかおもしろかったです。
設定は好きですがやや軽め。 ★★★☆☆

 アイスクリン強し

 時は明治。
 文明開化に翻弄される日本が舞台。

 居留地で宣教師に育てられたミナは
 まだまだ人々になじみのない洋菓子店を営んでいる。
 幼馴染で元士族、今は警察官である長瀬と共に
 日常の謎を解くべく奔走します。

 この長瀬、元若様であるので煮たような境遇の仲間と
 若様組を名乗って内職をしたりしているんですが
 どうも、この若様組、描写が少ないのでキャラが薄いというか…
 長瀬は別格で活躍しているのでそうでもないのですが。

 舞台背景がすごく好きな時代なので楽しく読めました。
 ただ、前に読んだ明治時代の話より少し軽い…かな。
 まだ初期の頃の洋菓子、ワッフルス、ビスキット、
 アイスクリンなどがとてもおいしそうです。
面白いですよ! ★★★★★
お菓子は、どれも
美味しそうですしv

読み心地爽やか…!
素敵キャラクターも
わんさか登場します!!
畠中恵さんの本は
何度、読んでも
新しくて
素晴らしくて面白い…!!