自分は乗馬初心者だが主扶助の拳が難しい。しかし、実地指導を受けたうえでこの本を参照すると、拳の理屈がよくわかった。なぜその動作を行うのか、なぜそのように行うのか、という「なぜ」をハッキリ示そうとしているようだ。人によっては理屈っぽく諄いと思うかもしれないが、自分は馬場で指導されてなかなか出来なかった時、本書によって「なぜ」が理解でき、次回実践しやすくなった。一点だけ、このシリーズの他のものにもいえるが、イラスト表現がわかりにくい。図示及びイラスト表示は国内本のほうが理解しやすいように思われる。

乗馬クラブで見ようみまねで行っていた扶助の正しい使い方を学ぶことができました。例えば、拍車の当て方。今までずぶい馬には、よく拍車をあてていましたが、正しい当て方があることを知ることができました。また、拳の使い方も、理論的に書いてあり、今まで無意識で練習したことの裏付けがしっかり出来ました。ただ不満なのが、イラストが多く、ページ数が少ないことです。えっ、もう終わりというぐらいです。そのためのわりに満足感がえられないかもしれません。そこが★2つになったところでしょうか