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ジェンダー化される身体

価格: ¥3,990
カテゴリ: ハードカバー
ブランド: 勁草書房
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:荻野美穂/著 出版社名:勁草書房 発行年月:2002年02月 関連キーワード:ジエンダ-カ サレル シンタイ じえんだ-か される しんたい、 ケイソウ シヨボウ ケイソウシヨボウ 1836 けいそう しよぼう けいそうしよぼう 1836、 ケイソウ シヨボウ ケイソウシヨボウ 1836 けいそう しよぼう けいそうしよぼう 1836 ジェンダー二元論の規範の中で、“女”や“男”の身体はどのように生き、抵抗してきただろうか。生物学的宿命論もバトラー流の幻想論も拒否して“女”の身体にこだわる。 序章 性差を持つ身体の構築第1章 性差の歴史学-女性史の再生のために第2章 産むも地獄、産まぬも地獄の…第3章 身体史の射程-あるいは、何のために身体を語るのか第4章 女の解剖学-近代的身体の成立第5章 フェミニズムと生物学-ヴィクトリア時代の性差論第6章 男の性と生殖-男性身体の語り方第7章 子殺しの論理と倫理-ヨーロッパ社会
見事な交通整理 ★★★★☆
 フェミニズムの揺籃期からポスト構造主義の現代まで、錯綜した身体に関する諸言説をジェンダー・スタディの立場からうまく交通整理し、読者に語ってくれる解説書です。遥か昔の私の高校時代、赤点レベルであった物理が、「親切な物理」という参考書で、一気に大学合格レベルに達したときと同じような感慨がありました。
 ジェンダーのみならずセックスも作られ書き込まれたものであるという、バトラー以降の諸言説をも射程に置くならば、当然第4章「女の解剖学」も記述されなければならないのかもしれません。

 全体を通して、随所で価値中立的な学術書であろうとする努力は認められますが、男性の必要以上のステレオタイプ化という綻びは避けえず、それから脱却したときに初めて星5つ付けられるのかなと感じました。
 また第7章「子殺しの論理と倫理」は、本書のテーマからすると、かなり冗長な感じがします。