モテるためにはこれが必要だろうと思われることを全て並べた。
しかし、そのどれもオリジナリティを感じない。
本当に経験をつんだ人が、その分野のノウハウを語るとき、
その人独特のやり方や哲学がにじみ出るものだ。

この本にはそれがない。
机上の空論の印象がゆがめない。

私も著者略歴に書いてある経歴に疑問が沸いたので調べてみたが、
シオンコンサルというのは、個人事務所の名称だ。
大田区とある本社住所もバーチャルオフィスである。
（インターネットで簡単にわかる。）

これでＣＥＯと自称し、ビジネスに長けた人という印象を
抱かせるやり方に違和感を感じる。

まっとうな内容をまっとうに書いてある本。でもそれだけで底の浅さを感じてしまう。モテるためにはこうしたらいいであろうということがずらずらと書いてあるが少しも心に響かない。言っちゃ悪いが私は相当これまで遊んできました。その私から見てこれは机上の空論といわざるをえない。また、「商品の説明」の「著者略歴」にコンサルタント会社のＣＥＯと記載されているが一部ネットで騒がれ、嫌疑がかかっていることをきちっと説明して欲しい。著者の経歴や背景は本を買う上での大きな判断材料だからだ。それが事実（実は、本社住所は大田区の住所貸業者の住所を利用、従業員本人だけ）であるなら、もう「コンサルタント会社のＣＥＯ」は名乗らない方がいいだろう。ビジネス的に恋愛を語るという切り口でこういう肩書きを使っているのだろうが、読者を愚弄する行為だ。

全体を通して、「女性はどんな風に物事を考えているか」ということが中心に展開されていた。女性の考え方をきちんと理解したうえで女性と接することによって、女性の反感を買わないようにしてモテる男になろうという本である。
個人的には、女性はLoveとLikeを明確に分けて考えているからそれを見分ける必要があるとか、女性が履いている靴を見てデートプランを考えるといったことは参考になった。ただ、女性に気を遣って男性が我慢したり、いつも相手の顔色を伺って接したりというのは「モテる」というより「嫌われないようにする」に近い感じがした。女性の気持ちを理解するという意味では本書はそこそこ役に立つと思うが、本当にモテるようになるには、女性の気持ちしてどう行動するか自分で考える必要があると思う。

真面目一辺倒。真面目がいけないとは言わないけど、
感覚的な解説が相変わらずないので、参考にはならない。
このままやって上手く行く人はほとんどいないでしょう。
階段を三四段目辺りで転げ落ちようが、正論で五段目の解説に
入るという滅茶苦茶さ。上手く行けばねwひねりもないからまず無理。
最初から相手に好意があった場合を前提にして勝手に階段を昇ろうとしてます。
相手に好意がある場合が前提なんてのはなんの役に立たないんですよ。
最初から相手に好意があるなら上手くいくっつーの。
どうしてこう恋愛を堅くとらえるのだろうか。
どうせ買うなら過去の書籍をどうぞ。焼き増しですから、内容は大してかわりません。
過去の著者の本の評価を参考にしましょう。

本自体は厚いですが内容は難しくなくサラッと読める。
単元ごとに細分化されているので要点がわかりやすく、
簡単なイラストの説明で一層読みやすいと思った。
恋愛がマンネリ化しているとき、軽く読んでみるといいかも。なるほどと思うことが結構あります。
1番大切なのは相手を思いやること。
女性と付き合うのが苦手な人は読んでみるといい。それなりのポイントが書いてある。