何度聞いてもいい演奏
★★★★★
サックスを初めて2年半。
半年は「アルトサックスのしらべ」で慣らし運転。
そのあと2年はひたすらこの本の中の「素顔のままで」を攻略しています。
ビリージョエルの歌をサックスで歌い上げ、そのうえ、あの、素晴らしいサックスを原曲に忠実に楽譜までつけてくれちゃって。この1曲だけでもこの一冊の価値は高いと思います。
緑川氏の演奏はやさしく、つよく、何ともいえず心地よく、飽きさせません。
「ラビンユー」や「やさしさに包まれたなら」など、ジャズというより、歌をサックスで歌い上げたい人には超お勧めの一冊です。
初心者〜中級者におすすめ
★★★★☆
サックスを習い始めもうすぐ3年たちます。
全く初めてで一人で練習している方などは難しいかも知れませんが、習っている人でしたら、この本はゆっくりした曲が多く、初心者にも練習できます。
しかし、アドリブも含まれているため、基本の曲が吹けるようになったらテンポが速いアドリブ部分も練習することができます。私の技術だとまだアドリブ部分は難しいですが、基本の曲のみならだいたい吹けるといった感じです。
模範演奏はクオリティが高く、自分がまだ出来ないいろんな技術が含まれているのでどうやったら近づけるかを考えて練習しています。
何年にもわたって使い続けることができそうです。
For Alto Sax Players
★★★★★
CDが2枚付いているのがいいですね。模範演奏とカラオケ。
最初は模範演奏に合わせて、次にカラオケで練習できます。
選曲もジャズのスタンダードからポップスまで、バラエティがあって楽しめます。
初級から中級まで長く付き合える本になりそうです。
最後はジャイアント・ステップスに挑戦!が当面の目標になります。
好きこそ物の上手なれ・・・
★★★★★
とは、よく言ったもので20半ばで初めてJAZZを聞き、はまってしまった私はとうとう楽器にまで手を出した。
音楽教室に通い始めて3ヶ月ごろたったとき、楽器まで買って練習する私にはグループレッスンの進度が遅すぎ、と気がつく・・・。
そのときに手始めに買ったのがこれです。
なんだか仕事の勉強そっちのけで、毎日この本を見ては吹いてます。
現代の人のJAZZのスタートは、ハードバップからとか、エバンスからだったりすると思いますが、この本の冒頭の「ムーンライトセレナーデ」を吹いてみると、グレンミラーとか知りたくなり、JAZZの歴史とか、JAZZでいわれるスタンダードのそもそもの話もわかったりすると思います。
アルト・サックスのしらべ練習法
★★★★★
最近発見した練習法がある。模範演奏といっしょに演奏することだ。念のために書いておくが,この本にはカラオケCDもあるが,そちらではなくサックスの音が入っている本当の模範演奏と一緒に吹く。そうすると模範演奏と自分との違いが歴然と瞬間的に理解できる。そして譜面にもコメントにも書き込まれていない細かい表現方法を実体験として学習できるのだ。何度聞いてもいい曲いい演奏だからこそこんな練習法が成立する。いい教則本いやバイブルに出会えてよかったと感謝の念さえ抱いてしまう。