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標準バイエルピアノ教則本 全音ピアノライブラリー

価格: ¥945
カテゴリ: 楽譜
ブランド: 全音楽譜出版社
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独学向きではありません。指導者が欠点と長所を把握して、生徒に合わせて使うべき。 ★★★★☆
私は「初心者は独学すべきでない」と考えているので、この本の独学はおすすめできません。指導者が欠点と長所を把握して、欠点を補うような副教本を用いれば、決して悪い教本ではないと思います。
※欠点
・よく言われるように、ヘ音記号の登場が遅すぎます。
・臨時記号(#、♭)も少ない。
・上記2つの欠点が融合して「大譜表に対応する読譜力が身に付かない」。
・この本に特有の問題として、印刷が小さく読みにくい上に、楽しくない(笑)。
※長所
・まず5度の音程幅を徹底的に覚えさせている。すごく重要です。
・リズムが徐々に細かくなる、鳴れたところで指くぐり、というように新しい課題が少しずつ出てくるため、無理なく習得できる。
入門用として適するか? ★★★★☆
私はピアノ歴約45年で、入門は昭和30年代です。
当時は、ピアノ練習用楽譜の「定番」と言える様なものがあって、
バイエル、ハノン、ソナチネ、インヴェンション、ツェルニー30番という具合でした。

私は、この練習コースには、長短、悲喜交々の面があると思っています。
これらに真面目に取り組めば、確実に、確かなテクニックを身に付ける事が出来ます。
ただし、これらの曲集が、かなり無味乾燥である上、一定のレベルに達するには、少なくとも10年以上を要します。

目的意識の強い大人には、この「試練」に耐える事も、それなりに行えるかも知れません。
しかし、曲の内容を十分に理解しないまま、スパルタ講師に叱られてばかりだと、絶対に嫌になります。

バイエルには、一定の欠点があります。
両手を上手に遣わせる点は良いのですが、それらの多くが、6度の範囲にとどまっています。
つまり、両手の「返し」を重視せず、その割には、いきなりオクターブをつかませたりして戸惑います。
特に、手の小さい方や、幼児の皆さんには、注意すべき部分です。

近年のピアノ入門用教育では、バイエルは化石と化しつつある様な印象すらあります。
かと言って、決め手となる、定番入門用楽譜は無いのが現状です。

ショパンを主なレパートリーとするピアニスト、故ルービンシュタンは言いました。
「練習曲など必要としない。好きな楽曲を自由に練習すれば良く、楽しくなければ意味が無い」
これは、天才ならではの極論かも知れませんが、好きこそ上手なれ式に、私には成る程と思えます。

バイエルを全部練習しなくても良いです。
長所をうまく見極めて、他の楽譜も併用しながら、上手に付き合われて下さい。
ピアノ入門書 ★★★★☆
ピアノ入門書で、大学のとき購入しました。
久しぶりにまた弾きたいと重い探しましたが見つからず再度の購入。
単調な局ですが、知らない間に和音を覚えられます。
実は、この和音を自然と身につけることで簡単な曲であれば
それなりに弾けるようになります。
定番 ★★★☆☆
ピアノといえばバイエルから…と定番になっていて、
ピアノ楽譜でも「バイエル○○番程度」などの表現が使われる。
しかし、バイエルは初心者でも弾きやすいように出来ている為、
他の曲集などと併用するべきである。