とにかく日本語が解りにくい。尋常ならざるわかり辛さ。
そもそも本としての体裁が全くなっていない。訳語がおかしい（としか思えない）。単に直訳するだけなら翻訳家がやった方がまし。この本の構成を理解するのに一日かかった。邦訳するなら、もう少し工夫すべきだ。啓蒙する気があるとはとても思えない。
いきなり本文に括弧書きで、（B.2.5）とかが連発。最初は意味がわからず、それが付属書なるものの番号であることであることに気付かずほとんど本文を判読できなかった。ちなみにそういう部分の説明は一切なし。
見にくい上に使い勝手の最悪な索引である上、引きたい単語が全く載ってない索引って何なんだよほんとに。しかも一番後ろの索引は付録2だけの索引であることに気付くのに10分かかった。
はっきり言って評価が難しい本です。