新・数学むだばなし (1964年)
価格: ¥23
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新・数学むだばなし
矢野健太郎 (著)
判型:B6判
ページ数:229
昭和39年 (1964年) 8月31日発行
新潮社
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本書「数学者の逸話」」 より
…わたくしたち数学者の大先輩高木貞治先生は、わが国が西洋の数学を輸入してまもなく、明治
三十一年にドイツに留学されました。そしてフロベニュース先生につかれました。ところがこの
フロベニュース先生は、「日本という国から留学生がきた」という事実に大へんにびっくりされ、
「わしのところへ日本から留学生がきた、いまにきっと猿もくるだろう」といわれたという話が、
高木先生ご自身の「回顧と展望」という随筆にでています。…
目次
(I)
・発見
・エレガントな解答
・数学の応用
・数学用語
・チップ
・危険の率
・日附変更線
・イギリスの冬
・入学のとき
・デノミナシオン
・薬学・化学と数学
・私の家庭
・私のすきな一枚のレコード
・わが青春の書
・数学者の海外流出
・女性は数学によわいか
・わたしと数学と随筆と
・香港
(II)
・昼食時の難問
・バッハは数学の天才だった!?
・可能性の集合
(1) 考えうるすべての場合
(2) 考えうるすべての並べ方
(3) 考えうるすべての並べ方(続)
(4) 並べ方、その応用
(5) 選び方
(6) 選び方とその応用
(III)
・数学者の逸話
・数学者の趣味
・作られた空間
(IV)
・お母さんと算数
・「能力開発」について
・科学技術の数学と "行動科学" の数学
・人間数学
・現代数学の概念と数学教育
・職場の数学
・新しい数学
・現代数学と中・高等学校教育
(詳細は商品画像参照)
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