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子供たちの時間

価格: ¥1,480
カテゴリ: 単行本
ブランド: 小学館
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あとがき必読。 ★★★★☆
写真というのは、ただ写真があるだけでは、その対象を撮った「絵」でしかなく、それが持つ意味について、私たちの側で勝手に想像するしかない。それでOKな場合もあるが、この写真集は、橋口さんが子どもたちにとったアンケートや、更にはあとがきまで、ちゃんと読んだほうがいい。

「少年犯罪の残虐化」「非行の増加」などという言葉を聞くにつけ、そうさせてるのは大人じゃないかと思えてしかたない。大人の置かれてる環境がツライものなら、子どもにとってもツライものに決まっている。

あとがきの中に、少年たちに、写真を撮らせてほしいと頼んだときのエピソードがある。「変質者だ」とかなんとかいって騒ぐ子どもたちを目の前に、橋口さんはこういうのだ。
「僕はきみたちの目の前にいるじゃないか」。――かっこいい。

今思い出してみたいあの頃 ★★★★★
選別することなく、出会った子供たちを全員載せていらっしゃるが、
僅か11、12年生きただけでこんなにも個性があるのかと改めて
思わせる。
子供たち一人一人に人生というものがあり、何らかの価値観という
ものが備わっているということを再認識させられる。

そういえば私もこの頃色々考えたりしてたなぁ~って思う。

今になれば子供子供って思うけど、あの頃は自分自身ではしっかり
一人の人間であるという自我が備わってた。

少年犯罪が起きるたび、怪物のような扱いを
受ける子供たちだが、そうではないそう言いたかった。
子供というのは、わけのわからない対象などではなく、今の自分と
必ず繋がりのあるもの。これを読んですっきりした。