個人的にゲイは好きでない。だからアフリカ系アメリカ人の裸は見ない。スーザン・サランドンやあまり好きではないがブルック・シールズ、確かスーザン・ソンタグ（ヌードではない）シガニー・ウイーバーもいい。私は花のプリントをある画廊で１０万で買ったが高い買い物だった。メイプルソープの写真はみな「静物画」のようだ。人物さえも。クールというより寒々とした感じ。写真といえば私は１９歳から３６歳までの自分の写真が１枚もない。あるのは警察の手配写真だけ。日本人では中核派の清水丈夫といい勝負。今でも写真を撮られるのは好きでない。デジカメ持ってるが猫を２，３枚撮って使わない。あー蓮ほう大臣を撮ったな。写真は記憶にも偽りの記憶にもなる。恋人の写真もAさんの写真も持ってない。恋人は去っていったし。寒々とした荒涼たる人生。生涯一輪の花もない。あーあビールでも飲もうかな。

雑誌形式の、大型本です。印刷は、私は綺麗だと思いました。メイプルソープの主な写真を安価で見ることができます。ただ、内容は過激なものもあるので好みがわかれるかもしれません（男性ヌードやＳＭのイメージ）。個人的には、花のシリーズが気に入りました。構図にメイプルソープのシンメトリックな美意識が感じられます。惹き込まれるような魅力がありますが、花の写真は少ないので、あくまでメイプルソープの写真に理解がある方の購入をおすすめします。