まんぷくシリーズ好きにとっては待っていた１冊ではないでしょうか。前作の韓国まんぷくスクラップと比べると写真の数は少ない感じはしますが、内容は「やっぱり相当足で歩いて、味わった結果の１冊だな」って感じ。ただ初めて韓国に行く人向けではなく２回目以降、しかも少しディープなお店が好きでな人向けかな。私はもうるるぶとかの情報は要らないので、コレが気に入りました！！

以前、同じ著者の韓国まんぷくスクラップという本を買ったのですが、その本のおかげで知りえたおいしいお店やジャンクな食べ物、在来市場などがたくさんありました。その本は今読んでも十分面白く、とてもためになるのですが、なにせ2000年の出版なのでいささかの情報の古さが気になっていました。

この本はその続編、または改訂版的な位置づけかと思います。
内容は、ほぼ全編韓国ごはん＆甘味について。一料理一料理に焦点を当てて紹介するスタイルで、食事内容の写真（前より増えています）の他に一料理に見開き1ページのコラムが書かれています。よくぞこんなにたくさん食べてくれました（笑）。

最後のほうに汗蒸幕などの記述がありますが、韓国まんぷくスクラップのような路地裏や市場の紹介はあまりありません。本のサイズは前より一回り大きくなっています。

地図は大きめなのが載っていますが、ちょっとざっくりめですね。
別にハングル表記の住所があるので、それと照らし合わせれば行けるかな…。
お店を探して迷っちゃうのも、この本の旅ならではの楽しさなので、それはそれで良しとしましょう。