批評・議論は堂々巡りの内容ですし、中身も比較的浅いと思えますが
オタクの「世界観」「価値観」を垣間見るには良い本ではないかとも考えられます。
最近テレビニュースでも「オタクの生活」や「秋葉原の人々」などと題した特集が流されますが、そのようなニュースで、オタクはコメンテーターにしばしば批判的な発言を送られています。
そんなオタク世界をオタクの側から描いた資料と考えれば、価値があるのではないでしょうか。
そのような意味では、オタクを批評する人々に目を通してもらいたい本でもあります。
もしかしたら、中身が浅いようで深い本なのかも…