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人喰い映画祭 【満腹版】 ~腹八分目じゃ物足りない人のためのモンスター映画ガイド~

価格: ¥1,260
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 辰巳出版
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どんな形にせよ、懐かしのスターとの再会に感謝! ★★★★★
いやー、面白かったです。コレクターが大好きな事について、思いのたけを綴った文章を読むのは本当に楽しい。思わず自分が全然持っていない、知る人ぞ知る膨大な作品の数々をむしょうに見たくなってしまいました。しかしメジャーな作品はともかく、マイナー作品のDVDはいまだ高価だし、レンタルしかないのかとあきらめていたら(レンタルはしない主義なので)、近くのホームセンターのワゴンに並んでおりました!(しかも、バーコードシールの上に「DVDメイサクエイガ498円」の文字!)。さっそく「エイリアンX」「プレデターX」「プレデタリアン」「ゾーダ」の4作品をゲットしてきました。なるほどストーリーも怪物の造形も「いつかどこかで」って感じですが、そこがまた妙に懐かしげでゆったり見ることができました。それに、なによりうれしかったのは、「エイリアンX」にはジョン・サべージが、「プレデターX」にはフランク・ゴーシンやリンダ・カーター,シャーリー・ジョーンズまでが出演していること。この本に出会わなかったら有り得なかった再会だと思うと、まさに感謝です。
見たことない映画について書かれた文章なのに笑える ★★★★★
この本は、古今東西"人が喰われる映画"を紹介した本なのですが……。なにがスゴイって、掲載された映画300本(!?)のうち、たぶん普通の方が見たことある映画は1割にも満たないのではないかということ。

でも、タイトルだけは知っていたり、店頭で手にとったことだけはある映画はかなりあって、手にとってパッケージを読んで、「いくらなんでもこれは買うに値しない」なんて見る前からギブアップしちゃった映画の数々が、しっかりと(!?)紹介されているのだ!!

自由の女神の首が吹っ飛んでいるポスターの映画『クローバーフィールド HAKAISYA』がヒットした後にビデオ屋に行って、同じく自由の女神の首が吹っ飛んだビジュアルのジャケットで『クラーケンフィールド HAKAISHIN』ってDVDが置いてあって、その原題を見たら「Deadly Water」(←全然ちがうやん!)だったりしたひにゃあ、僕ならとてもこのDVDは買えません!!(いや、500円なら買うかも……) そういう映画まで著者はしっかり購入してレビューしているのだから凄すぎます……。

そんなわけで、おのずとこの本で紹介される映画は「見たことのない映画」が中心になるわけですが、見たことない映画のレビューを読んで飽きさせないどころか爆笑させてしまったりするところまでもってってる「豊かな文章表現力」は、本当にスゴイ! 実に卓越した文章表現力に支えられている"娯楽レベルの高い本"なのです。
集めも集めたり。。。 ★★★★★
著者に近い世代なので観ていないまでも、ビデオ&DVDジャケットやポスターを見たことがある作品がかなり紹介されてました。1本1本に付けられた見出しとコメントが面白く、クソ映画なのは知ってるけど、こんな紹介をされると確認したくなってしまう衝動に駆られました(苦笑)
作品紹介のアイコンも独創的で思わず「確かに多いよな」と笑ってしまいました。
既に書かれてますがP52の「ザ・キャット」は間違いなんでしょうが、ジャケットに対してのツッコミが書かれているので残念でした。

題名どおりに… ★★★★★
怪人、虫、植物、UMA、獣等が人間を喰らう!襲う!という作品がかなり勢ぞろい!
自分の大好きなジャンルでもあり、殆ど観た事のあるモノばかりでしたがコメントがとにかく面白い。
作品紹介ではそれぞれにアイコン表示が載せてあり、グロを観たいのならこの映画、コメディが多めの映画はコレ!と非常に細かく載せてあるので嬉しい限りでした。
…ただ間違いなのかわざとなのか52頁の『ザ・キャット』の写真のパッケージが『人喰いネズミの島』になっていました。
あの作品のパッケージは巨大猫が車を咥えながら街を襲っている表紙だったのだが…(その割りには内容が……(笑))

まだ知らなかった作品が山ほどあり、貴重な一冊です。
何年後かにまた新たに増えて発売する日が来たら是非ともまた買いますね。
自分が今まで観てきたこの手の人喰い映画は60作品以上になりますが最も好みの怪人編では『狼男アメリカン』『ブラッドウルフ』『バッド・ムーン』『ハウリング』等がなかったので少し残念でした(一応、人喰い系に入りますが…;;)
未だにDVD化されてない作品の人喰い映画もあるようで早く出て欲しいな…。