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奥田民生インタビュー集「俺は知ってるぜ」

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本
ブランド: ロッキングオン
Amazon.co.jpで確認
今読む面白さが、まぁ、なくもないです ★★★☆☆
ユニコーン16年ぶりの再始動で、絶好調なこの夏。その2。

ロッキング・オン・ジャパン誌現編集長・山崎洋一郎さん(92年のみ兵庫慎司さん)が、1988年から2000年にかけて1、2年ごとに同誌に掲載したインタビューを、民生さんの独り言風に編集・再録し、2004年に新規対談を追加した、音楽ファン向けインタビュー集です。

ユニコーン・セカンド・アルバム「パニック・アタック」発売直後から、7枚目ソロ・アルバム「LION」完成直後まで、ほぼすべて音楽の話で、奥田民生さんがそのときどきの考えやスタンス、作品の狙い、志向や関心事を語っていて、音楽人としての人となりやキャリアをおおむね辿ることができます。再録した対談も初めて読んだので、ユニコーンへ加入した頃の話(90年、92年対談)、ユニコーン解散からソロ活動初期のドラム西川さんの話(95年対談)、前に誰もいない話(2000年対談)などがおもしろかったですが、モノローグ風にアレンジした文面が微妙といいますか、もう少し編集を工夫できなかったかなと思いました。2004年の新規対談は、山崎さんのインタビュー形式で、当時の演奏志向の作品へ向かう姿勢がわかって、自然に読めました。

ロッキング・オンのミュージシャン自伝に共通する傾向なのかもしれませんが、単行本として全体に散漫な印象です。おそらく全対談を対談形式のまま再録し、2004年の新規対談の内容をふやしたほうがよかったと思います。ソロ・アルバム「E」の話など、マイペースな2000年以降の活動の話がかなり抜け落ちてますし、また、巻末に奥田民生全記録と題した年表がありますが、出来事・項目を列記しただけで中途半端です。ていねいに編集した年表を巻末につければ、もっといい本になっただろうと思います。
素直な人だな ★★★★☆
インタビューだけど、民生さんの一人喋り形式になっている文章が大半。
実際の民生さんはそんなにベラベラしゃべる人ではない、とよく聞くので、
読んでてちょっと不思議な感じはするけど、
写真も所々にあってロッキングオンを読んでなかった人にはいいと思う。

他にも民生さん関係の本はいっぱい読んだけど、
ユニコーン結成〜川西さんの脱退〜解散の経緯については、
一番わかりやすい感じかな。

特にユニコーンに加入したのも、解散を決めたのも、
川西さんのドラムが決め手だったんだという事がわかる。
他にもメンバーがいるのに(笑)川西さんのドラムがとにかく好きだったということを
隠さず話す民生さんが素直で素敵だと思います。

携帯電話やipodの話など、結構楽しそうに話す民生さんもいい。

再結成した今だからこそ気楽に読めて、いいんじゃないでしょうか。
騙された! ★☆☆☆☆
ロッキンジャパンで読んだのばっか。つまらん。でも民生は好きよ!
ちょっとがっかり ★★☆☆☆
ユニコーン時代のことも、解散のことも、
ほとんどが当時の記事の再録で少々がっかりしました。
アマゾンでは「インタビュー集」という表記がされていて、
再録ものだということが「想像」できますが、
本自体にも、帯なりでそれ相応の説明を付記して欲しかった。
こういうまとめ方で「自伝」を謳うのは、どうでしょうか?
現在の民生さんの声を、もっと聞きたかったです。
珍しくも、その場の勢いだけではないロッキングオンの出版物 ★★★★★
奥田民生の「初の自伝」とのこと。表紙がカッコイイ(当方民生好き)。

これは音楽雑誌を出版してるロッキングオン社によるものなんだけど、若い頃(10代~20代前半)はここの出版してるものって結構読んだなぁ。最近はほとんど読まなくなりました(たまに本屋で思いだした程度に立ち読みする程度)。まぁそれはさておき、この会社のインタビューって特殊な感じではある(時々鼻息が荒い感じ)。それが面白くもあり、ちょっと....な部分でもある。でも、奥田民生という気張っていない人へのインタビューなのでそんなに気張っていなくて良い。

個人的には今後もロッキングオン社の雑誌を購入することは無いだろうけど(別に嫌いとかそーゆー訳ではない)、この本は楽しませてもらいました。ユニコーン時代から奥田民生を知ってる人にはオススメです。