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江戸の検屍官―北町同心謎解き控 (祥伝社文庫)

価格: ¥650
カテゴリ: 文庫
ブランド: 祥伝社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:川田弥一郎/著 出版社名:祥伝社 シリーズ名:祥伝社文庫 発行年月:2001年12月 関連キーワード:エド ノ ケンシカン キタマチ ドウシン ナゾトキ ヒカエ ジダイ スイリ シヨウセツ シヨウデンシヤ ブンコ えど の けんしかん きたまち どうしん なぞとき ひかえ じだい すいり しようせつ しようでんしや ぶんこ、 シヨウデンシヤ 3440 しようでんしや 3440、 シヨウデンシヤ 3440 しようでんしや 3440 "白い肌に残された傷痕!殺された女の叫びを聴け! 本所三笠町(ほんじょみかさちょう)で若い女の死体が見つかった。死後硬直の解け具合から死後二、三日と判断された。疑わしいのは、三人。女を身請けした勘右衛門(かんえもん)、情夫の千吉と役者の長次郎。鳩尾(みぞおち)に殴打の痕が見つかり、その拳の大きさから千吉が下手人と疑われるが…。北町奉行定町廻り同心北沢彦太郎は医師玄海、絵師お月と共に、""死体
アイデアとしては面白い ★★★☆☆
江戸時代、解剖も出来ず、CSIなども当然いないあの頃、一体どうやって検死をしていたのか?
条件が厳しいなら厳しいなりに、出来る限りのことをやっていたのである。
そういう検死をテーマにした捕り物帳。
非常に面白いアイデアだが、致命的なのが、キャラがちっとも生かしきれていない点。短編なのに、読むのが段々、辛くなってくる。
ただまあ、勉強にはなるので、その点でオススメ。
ちょっと変わった捕物帳。おもしろいことはおもしろいんですが・・・ ★★★☆☆
江戸時代、文政の世を舞台にした捕物帳。なのですが、他の捕物帳とは少し趣きが変わっています。と言うのも、書名にあるように主人公の同心・北沢彦太郎は、江戸でも一、二を争う検屍の腕前も持つという設定。死体が見つかる度に、友人でありライバルでもある医師の古谷玄海とともに出向いて、中国から伝わった検屍の手引書を元に死体を検分していくのですが、これがおもしろい。現代のような整った法医学など無く、何よりも死体を解剖することが禁じられていた時代に、これだけのことをしていたのかと驚かされ、聞きこみ情報などの状況証拠のみで犯人を捕らえてきて、後は拷問で口を割らせていた、と漠然と思っていた江戸時代の警察制度・司法制度について考えを改めさせられました(解説によると時代考証もシッカリしているとのことなので)。

短編6作が収録されていて、溺死、縊死、毒死、中には自殺に見せかけた死体など状態の異なった死体を、それぞれに合った方法で検分していくのでおもしろく読めます。が、死体というのがどれも若い女性ということもあってか、エログロまではいきませんが、2、3話読むと、ちょっともういいやって感じになってしまいます。殺しの動機がどれも似かよっているのも残念です。
設定などはおもしろく、ちょっと変わった捕物帳という点はかうのですが。