むかしの、ぱそこん
★★★★☆
むかあし、家族でパソコンを買うことを検討していた時期がありました。結局そのときは買わなかったし、それで正解だったと思うんですけど、もし買っていたら、間違いなく9801かそのコンパチだったと思うんですよ。そう思いながら読むと、その時代のコンピューターの空気感というか、今とは違う計算機と人間の距離感が思い出せて私個人には面白い。
今は、場末のファームウェアか、エロゲーをプレイするためにエミュレートされるだけのパソコンだけど、個人的にあのときの憧れの作家たちが触ったパソコンということで一度はビジネスソフトもエミュレートしてみたいですね。
こういう本が刊行されたことを契機にワンチップ98とか発売されたりしないかな。