古今東西の名作から知らない話まで!
★★★★☆
娘は6歳。家にある絵本に飽きてきたので、文字をメインにした読み聞かせをしてあげようと思い、この本を手にとりました。
他にこの手の本では『365日のベッドタイムストーリー』がありますが、そちらは10行未満のショートストーリーもあれば、続きもので4ページもある長い話もあったりと、1話の長さがまるで違うのでおやすみ前にちょこっと読むには不向きなように感じていました。
ところが、こちらは1Pに1話、挿絵つきで載っています。
お話は世界各地の昔ばなしをメインに、イソップ、アンデルセン、グリム、宮沢賢治、一休さんなど、誰もが知っている話から知らない話までバリエーション豊富に揃っています。日本の昔話も多くてよかったです。
また、個人的によかったのが、お話ごとについている顔マーク。ニッコリだと楽しい&笑える話、青ざめているのは恐い&不思議な話、泣いてるのは悲しい&感動する話、目をつぶっているのは考えさせられる話で、間違ってコワい話をチョイスして泣かせてしまう…なんて失敗もなくなりました。コワイの大嫌いな娘は笑顔マークばかりねだるのがたまにキズですが、成長すればもっと違う話も大丈夫になるかも!? と期待しています。
ちなみに文字は小さいですが、漢字にルビがついているので、子供だけでも読む気になれば読めそうです。本の値段は高いですが、1話にすると8円ほど。うちは図書館で借りていましたが、毎日読んでとせがまれるので買いましたが、満足しています。コラムやこぼれ話もあり、大人の知識欲も満たしてくれますよ。