子どもらしい想像力がいっぱいつまっています
★★★★★
小学3年生頃から息子がはまっています。
第一章 時空をさまようときには…
第二章 のぞみをかなえたいときには…
第三章 いたずらしたいときには…
第四章 変身するなら…
第五章 もっともっとあそびたいなら…
と
まんがが5つ
音のない世界
きこりの泉
時限バカ弾
からだの部品とりかえっこ
四次元くずかご
夢中機を探せ
が収録されています。
あいうえお順の索引もついています。
私のコドモは、色々な事を想像することが苦手でした。
2年生の時国語の教科書に「あったらいいなこんなもの」
というような単元がありましたが、まったく想像ができないようでした。
先生に宿題を出され、自分で考えてくるという際に
「ドラえもんの道具でもいいので…」
といわれたのですが、そのころこの本には出会っていませんでした。
息子は今ではこの本もとても楽しめるほどに成長しましたし、マンガのセリフまで暗記しています。
厚みが3センチほどありますので子どもの手には少し大きいかなと思いました。
内容は充実しているので、楽しく読むことができます。
藤子・F・不二雄さんが『はじめに』というところで文章を書かれていますが、
「ドラえもんのポケットにはいろんな秘密道具がいくつ入ってるのでしょうか。」
という書き出しではじめられています。
「作者のぼくにもわかりません。」
と書かれています。
中身は白黒ですが、内容はいつまでも色あせることのないものです。
大人も童心に帰って読みたくなる一冊です。
ドラえもん好きのバイブルです
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ドラえもんを見て育った人は数多くいるでしょうし、大人になっても好きな人、今はそうでない人でも思い出は持っているはず。そして、そんなドラえもん好きだった人たちは必ず「ひみつ道具」の世界に魅了されたことでしょう。この本はそんな人たちの記憶をどんどん蘇らせてくれます。そして、改訂を重ねるにつれ紹介漏れの道具も次々補完され、計1600種以上の記載は見応え充分です。幼年向け連載分やコミックス11巻の「ドラえもん大事典」でしか登場しないマイナーな道具でも採り上げており、しかもどんな道具か分かるように面白おかしいコマ漫画が加えられているので、コアなファンなら更に得した気分になれるかも知れません。
ただ、これで完全ではなく、未収録道具も数多くあります。お蔵入りに近い「おかしな電波」(大全集版での名称)「分解ドライバー」「自動コジ機」や見落されている「空手ドリンク」なども全て補って全種1900以上の完全版を期待しています。
参考までに作画を手掛けた人(敬称略)は、三谷幸広、竹村よしひこ、西田真基、田中道明、しのだひでお、ヨシダ忠、故方倉陽二などです。
大人でもワクワク
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子供の頃から大好きだったドラえもん。ひみつの道具にワクワクしていたあの頃を思い出し、大人になった今でも楽しめる一冊です。
小2の息子がじっくり読んでいます
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小1からドラえもんが好きになった我が子ですが、長期間の旅行にもって行く為に購入しました。雨の日や、空いた時間にちょうど良いかと思っていましたが、予想以上の食いつきに驚きました。一度開くと結構長時間読んでいて、何度も何度も「ドラえもんの秘密道具を1つだけもらえるとしたら何がいい?」と聞いたり、自分で道具を使うところをイメージしたりしています。マイナスポイントを挙げるとすれば、食いつきが良すぎて、読んでいる途中に「〜へ行くよ」とか「〜する時間だよ」など中断させるのが大変だということでしょうか。大人も懐かしく読めて子どもとの会話が広がると思います。