小４の息子は、このシリーズが大好きで１０冊ほど持っていますが、
漫画のところだけ読んでケタケタ笑っているので、学習効果は全然期待していませんでした。
最近、学校で鉄棒の授業をやっているのですが、逆上がりがちっともできません。
毎回「今日も体育だ、いやだなぁ」と憂鬱そうに言って、ちっとも努力をしようとしないので、
この本を買ってあげて、すこしでもやる気になれば、と思ったところ・・
読んだ翌日の体育では「もう少しでできそうだった」と言い、
その次の日に「昼休みに、鉄棒を見たらできそうな気がしてきてやってみたら３回目でできたよ！それで１０回位やった！！」と嬉しそう。
うそのような本当の話です。おそるべし、ドラえもん！

どうしてもできなかった鉄棒が、この本を読んでできるようになりました。
ポイントやコツをうまく突いた構成になっていると思います。
子どもはもちろんですが、大人でも非常にためになる本です。特に、子どもに指導したりする場合、助けになります。

　子どもは鉄棒は前回りと逆上がり、跳び箱は開脚とびしか知らず、出来ない子にとってはかなり苦痛であることが多い。この本は多くの楽しみ方を提供し、また、できる子にとっても段階を踏んでより難しい技も紹介する漫画である。子どもの動機づけにもよい。ほかのドラえもんの学習シリーズよりも優れているように思う。

この本の中で、てつぼうやとびばこのコツをドラえもんとのびたがおしえてくれます。学校のたいいくでとびばこをしたとき思いだしてやってみたらうまくいったので、これはいいぞ、と思いました。