大人の想像する料理とはかけ離れています。
大人から見たら、ここに書かれているものは料理に思えないかもしれません。
でも、ままごと感覚で、それでいて、自分で食べられるものが、本当に危険もなく、一人で完成できて、
本そのものも、子どもだけの力で読んで理解して台所にむかえて、
台所に興味を持ち始め、自分でいろいろやりたくなり始めた子どもに贈る、
いいプレゼントになると思います。
私はその当時、これを読んで、やってみたい!と興味をそそられ、本の通り料理していました。
料理といっても、タイトルどおり、難しい物はなく、混ぜたり、手でちぎったり、といった、
玩具のママゴトから一歩進んだ感覚でした。
実際に自分で作ったものを食べる事が出来るのは嬉しいことです。そして、家族にも食べてもらう喜びも
ありました。簡単だから、失敗する事もなく、料理って面白いなと思えます。
そしてこれを機に、これより難しい料理にもチャレンジしてみたくなりました。
なので、学校で調理実習が始まる前の子が読むのに、ちょうどいい本だと思います。
親子で作れば、もしかしたら親御さんも献立のヒントになるようなことが書かれているかもしれません。
相性のいい調味料の組み合わせなど。そのくらい、基本的なことが書かれています。
私が、料理好きになったきっかけと言える本です。