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白旗の少女 (講談社青い鳥文庫)

価格: ¥626
カテゴリ: 新書
ブランド: 講談社
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感涙の名編 ★★★★★
先日、テレビドラマが放映され原作を読みたいと思って購入しました。
冒頭のカメラマン探しの旅と43年ぶりの再会の部分で既に涙が溢れて
きました。

もう5人家族の言葉がドラマのキャストの声で頭の中に響いてきて
特にお父さんの言葉が沖縄の独特なイントネーションで再現されて
その自然な優しい人柄が心に染みました。
当然ドラマに比べて本のボリュームの方が内容(情報量)が多いので
5人家族の細かい事情、戦争前までの楽しい生活、お母さんがどんな
人だったか他の兄弟がどうしているのか、また避難生活、特に主人公
の富子ちゃんが一人になってからどんなに苦しい、せつない体験を
していったのかなどがとても良く分かりました。

ドラマに出てきたシーンはほぼ原作に沿っており、細かい描写で
引っ掛かっていた不自然に感じられた部分も「ああ、そういう背景が
あったのか」と納得出来ましたね。特に印象深かったのは運命的な
出会いとなった最後のガマでの老夫婦との平和な幸せな日々の描写で
おじいさんとおばあさんそれぞれの人柄まで良く分かって、ますます
この作品の中に自分が引き込まれていくのを感じました。

最初に読んだ時は所々で涙が溢れ出して中々先に進めませんでしたが
2回目以降は富子ちゃんの生きた世界を割合冷静に心に受け入れていく
事が出来ました。ドラマをご覧になった方には是非、それ以外の方も
当時の沖縄の生活や沖縄戦を体験した庶民の気持ちがとても良く分かる
良書ですので自信を持ってお勧めしたいと思います。
本当なのでしょうか・・・ ★★★☆☆
他の沖縄戦の本に多数出てくるこの写真に惹かれ購入しました。
6歳の少女がここまで鮮明に覚えていられるのでしょうか?
疑問に思いました。また、兵隊を焚き火で焼いて骨になり灰になり
壺へ入れたとありますが、火力不足で灰までにならないと思います。
こういった矛盾を考えると・・・信憑性に欠けるので今ひとつです。
守る命 ★★★☆☆
戦争体験のない世代には想像もつかないほど恐ろしい激戦。それをわずか7才の少女は家族を戦争に奪われながらも前向きな姿勢で乗り越える。それもたった一人で、孤独に。幼い少女に託された命は守られた。 この本は、与えられた命について改めて考えさせてくれる。また、この本を通して戦場の一ページを見ることが出来るだろう。 わかりやすい英訳で、英語を勉強中という方にもぜひお勧め。