■キャラクター■ ブラッド=デュプレ 帽子屋ファミリーのボス。いわゆるマフィアのボスで、部下は皆物騒な者ばかり。
そのトップである彼も当然のように危険な男。自分で動くよりも企みごとをするほうが好きで、影で操る司令役。
非常に頭がいい。・・・のだが、面白ければよしという性格で気分屋でもあるため、緻密なはずの計画を
自ら穴だらけにしまくっている。本人は楽しいのでいっこうに構わないらしいが、周りはいい迷惑。
主人公の初恋の人と瓜二つの容貌。。
エリオット=マーチ 帽子屋ファミリーのNO2。帽子屋の相棒。元犯罪者で、脱獄囚。とても短気で、昔はすぐ銃をぶっぱなす
「すごく悪い奴」だった。帽子屋とつるむようになってからは丸くなり、今は三秒くらい考えてから銃をぶっぱなす
「ちょっと悪い奴」へと転身。自分では、すごく進歩したと思っている。
自分はウサギではないと言い張っており、言い分によるとにんじんも好きではないらしい。
トゥイードル=ディー 帽子屋の領地の門番。冷めた考え方をする、クール&ドライな双子の片割れ。好きなものは休憩。
どちらが兄か弟かあやふやで、立ち位置がころころ変わる。たまに無邪気な面も見せるが、
だいたい悪意に裏打ちされている、残酷な少年。通称、「ブラッディ・ツインズ(血まみれの双子)」。
たまに大人になります。
トゥイードル=ダム 帽子屋の領地の門番。冷めた考え方をする、クール&ドライな双子の片割れ。好きなものはお金。
どちらが兄か弟かあやふやで、立ち位置がころころ変わる。たまに無邪気な面も見せるが、
だいたい悪意に裏打ちされている、残酷な少年。通称、「ブラッディ・ツインズ(血まみれの双子)」。
たまに大人になります。
ビバルディ 無慈悲で残酷、傲慢な美女。ヒステリックで、感情的。自分の部下は使い捨ての道具、
その他のものは利用価値すらないゴミという認識。絵に描いたような女王様だが、
主人公のことは妹のように(というよりも、玩具のように)可愛がってくれる。
ペーター=ホワイト ウサギ耳をはやした、ハートの城の宰相。主人公を不思議の国へ導いた(ひっぱりこんだ)、案内人。
主人公が大好きで、その他のものは大嫌い。主人公の前だと真っ白、その他に対するときは真っ黒。
冷酷で非情な(そして非常識な)行動が目立つものの、偏愛する主人公の前でだけは人(ウサギ?)が変わる。
エース ハートの騎士で、ハートの女王・ビバルディの元部下。爽やかでにこやかな剣士。迷子でドジ、そして不運。
典型的な、いい人キャラ。ユリウスとは仲がよく(?)、迷いながらも頻繁に足を運んでいる。
メリー=ゴーランド 遊園地のオーナー。洒落のような名前の男で、ゴーランドさんと呼ばれている。
メリーという名前は嫌がって教えようとしないが、秘密は周知と化している 。音楽センスはゼロよりマイナス寄り。
破壊的な音楽を奏でる為、周りからは迷惑がられている。
ボリス=エレイ シニカルな笑みが特徴の、ナゾナゾ好きな猫。なんでもかんでも、すぐナゾナゾ。
ヒントを与えるときもあるが、だいたいが邪魔になるだけ。問題をふっかけるだけふっかけて、
答えを言わなかったりもする。眠りネズミのピアスを見るとおなかがすく。ナイフとフォークが手放せない。
ピアス=ヴィリエ コーヒーの飲みすぎで、不眠症のネズミさん。ナイトメアが大好き(眠らせてくれるから)で、
ボリスが大嫌い(生命の危機を感じるから)。ブラッドも嫌い(紅茶派だから)でビバルディも嫌い(同じく)。
でも、エリオットとペーターは好き(ウサギに生命の危機は感じないから)。
元は帽子屋ファミリーだったのだが、猫とグルになった双子にいじめられるので家出した。
眠れない日々が続く。
ナイトメア=ゴットシャルク 頻繁に吐血する、病弱な夢魔。病院嫌い。注射が嫌。人の心を読み、夢に入りこめる能力を持つ。
夢の中にひきこもりたかったのに、グレイに引っ張り出されてやさぐれている。
日がな喫煙するので、体調は悪化の一途。
表での地位は高く部下も多いが、自分の体調すら管理できていないのでグレイに丸投げしている。
グレイ=リングマーク ナイトメアの部下。かつては出世欲もあり、ナイトメアを暗殺しようと考えたこともあった。
しかし、あまりにどうしようもない上司なので可哀相になって世話をやいている内、それが定位置になってしまう。
常識人ゆえに苦労人。エリオットに、上司を慕う仲間扱いを受けて対処に困っている。
剣の腕はかなりのもので、エースと競る。
ユリウス=モンレー
時計屋、別名葬儀屋と呼ばれており、時計を直す仕事をしている。根暗な機械マニアで、皮肉屋。
仕事以外では滅多に外には出ない。物事を悪いほうへ悪いほうへ考え、人間不信気味だが、エースとは仲がいい。
三月ウサギ・エリオットの投獄にも絡んでおり、恨まれている。
ジョーカー サーカスの団長。監獄の刑務官を束ねる所長でもある。
ホワイトさんとブラックさんがいて、事例により仮面と入れ替わる。(二重人格ではない)
ブラックさんのほうが強いが、実は普段から表に出ているホワイトさんのほうが怖い人。
「皆と仲良くしたいのに、いまいち好かれないのはどうしてかなあ」と思っている。楽しませてあげたいのに報われない、可哀相なカード。
アリス=リデル(主人公・名前変換可能) コンプレックスを抱える、いたって普通の子。白兎に連れてこられた不思議の世界に残ることを決め、
滞在先での生活に順応しつつある。
■キャスト■ ブラッド=デュプレ CV:小西克幸
エリオット=マーチ CV:最上嗣生
トゥイードル=ディー CV:福山潤
トゥイードル=ダム CV:福山潤
ビバルディ CV:甲斐田裕子
ペーター=ホワイト CV:宮田幸季
エース CV:平川大輔
メリー=ゴーランド CV:堀内賢雄
ボリス=エレイ CV:杉山紀彰
ピアス=ヴィリエ CV:保志総一朗
ナイトメア=ゴットシャルク CV:杉田智和
グレイ=リングマーク CV:中井和哉
ユリウス=モンレー CV:子安武人
ジョーカー CV:石田彰
■ストーリー■ 不思議の国のアリスを踏まえつつ、まったく異なるストーリー展開の恋愛アドベンチャーゲーム。
メルヘン調な世界なのに、帽子屋がマフィアだったり銃撃戦が珍しくもなかったりと物騒な世界。
現実主義で、夢見がちなところが皆無な主人公。
「ジョーカーの国のアリス」では、本来ならこの世界には有り得ない、
四季に絡む物語が展開。サーカスと共にエイプリル・シーズンが到来し、嘘つきの季節が訪れる。
表では楽しく賑やかなサーカスと、裏にある監獄。主人公は、不思議の国に相応しく
矛盾だらけの四季を過ごしながら、少しずつジョーカーに囚われていく。
キャラクター全員が知人という関係からのスタート。それぞれの形で主人公を大切に思っている。
主人公をジョーカーから守ろうとしたり、更に突き落とそうとしたり、想い方は様々。
四季の移り変わりも、それぞれまったく違う形で楽しませてくれる。
主人公は今まで、キャラクター達との付き合いが長くなっている。
全員とある程度仲がよく、それでも今まで恋愛関係に陥っていない。
相手のことは憎からず思いつつも、踏み出すことのなかった関係。
恋愛面においては、そこであえて踏み出す部分、『ちょっと意識していた友人と恋に踏み出す』部分について深く描か
れている。甘酸っぱかったり、切なかったり、危険だったり……。
キャラクターによって、言動や展開も様々。
四季を通しての恋というだけでなく、ジョーカーの存在や、
前作で離れてしまった相手の存在も影響してくる。
楽しくも、穏やかではない季節。いつ別れるとも知れない刹那感が加わり、
今までとは違った形の恋愛模様になる。
常識の通じない世界で、現実主義の主人公に、まともな恋愛は出来るのか―――。
■イベントCG■