ジャニーズがウルトラマンという話題を提供してくれたティガ。
事務所による肖像権の問題か、ウルトラ雑誌で長野博の写真が使われなかったことも幾度かあり、その点でも大変貴重な本です。
そして何より、単に話題性狙いだけでジャニーズを弄ぶようなことはしなかった円谷プロ・ダイゴを演じたことをとても大切に思っている長野さんの姿勢が伝わってきて、それに対して多くの人が感銘を受けるのではないでしょうか。
そういった楽しい番組・映画づくりの姿勢も、この本には詰まっている気がします。

当時リアルタイムで見ていた人は

書店で見たときウハッとなったでしょう（笑

長野くんカッコイイです。

もとは長野君ファンで、ティガをみてからウルトラマン好きに。今回の写真集は映画を見てからじっくり読み込もうと思っていました。TVstationという雑誌にＶ６の連載が載っていて、同じスタッフの方？が作っていることもあり、素の表情、仕事での撮影、そして長野君の映画への思いなどが、こちらにずっしりと伝わってくる本です。なにより最後のページに、メンバーの写真が載っていたことにびっくり。やはり、１人での活動も、メンバーに支えられてのものなのだなー、と勝手にうれしくなってしまいました。

失礼なタイトルですみません。
ただ、そのくらい圧倒される内容だったので。
全ページフルカラーでの長野博さん、プラス「ティガ」への愛溢れるインタビューや裏話・解説は最高の出来を誇っています。長野さんファンとダイゴ好きな方は目にしたとたん購入をしちゃうでしょう。
ティガファンも手にして頂きたいですね。永田よしのりさんの褒めちぎる文面に、作品への情熱が再炎上間違いナシです。

とにかく贅沢な造りの一冊で、手袋着用推奨です（笑）
読むと映画をまたスクリーンで観たくなるので、そこも気を付けて下さい。

書店に平積みになっているのを見て「おっ!」と思い、迷わず買った。版元が特撮モノとはあんまり縁のなさそうなところだったので、どんな中身か興味津々だったのだが、いや実によく行き届いた編集だ。新作映画のロケ風景から、ストーリー・ダイジェストから、制作発表記者会見から、ついでにオリジナルTVシリーズのレビューもコンパクトにまとめて正に完璧。
何といってもよかったのが長野博ロング・インタビュー。インタビュアーもよくポイントを押えた質問振りで心地よく、また長野博が語るダイゴ役への愛着、ティガならびにウルトラシリーズへのリスペクトの姿勢は読み応えたっぷりだ。ボリュームを考えたら随分とお手頃な価格だし、是非買って再読・三読していただきたい。『超ウルトラ8兄弟』関連の出版物としては、現時点でベストの出来だと思う。